ちょっと前から異世界ものを書いてるんですけど。
前に言いましたっけ?
オリジナルを書くにあたり、異世界ものにしようというのを、ちょっと思うところというか。
もう言っちゃうと「貰い火の行方」っていう、TRPGダブルクロスの二次創作小説でジャームになった女の子がちょっと悲惨過ぎる気がしたんで。
救済の意味を込めて書き始めたんですけども。
個人の記憶を全消しにして、彼女が持っていたシンドロームの片方をそのまま異世界に持ち込ませて、異世界転生。
貰い火の方を読んでくれてる人は即気づくようにしてるんで、言っちゃいますけどね。
で、書くにあたり、思ったことが二つ。
ひとつは、レベル制、スキル制、クラス制はナシで行こう、っての。
別にそれがある異世界転生ものを否定はしないんですけどさ。
慎重勇者なんて好きだし。
でも、自分では書きたくないんですわ。
書いてて多分気分が良くない。
で、もうひとつは「魔王軍は出さないことにしよう」
これですね。
何でかというと、魔王軍を出すとバトルメインの話になってしまうんで。
私が書きたい話ってそういうのじゃないんですよねぇ。
人間同士の触れ合いだとか、憎悪だとか、対立だとか。
そういうのを書きたいんで。
まあ、代わりに「混沌神」という邪神を出して、その邪神を信仰する邪教徒「混沌神官」ってのを出したんですが。
自分たちの醜い欲望を「自由・愛・平等」と言い換えて、正当化する極悪人たち。
こっちの方が私がやりたいことをやりやすい、悪役設定なんですよねぇ。
まあ、元ネタにあたるのは無印ソードワールドの暗黒神なんですけどな。
好きでねぇ。無印ソードワールドの暗黒神。
無制限の自由を肯定する暗黒神ファラリス
復讐を肯定する暗黒神ミゴリ
努力と挑戦を否定する暗黒神ミルリーフ
自由意思を否定する暗黒神リアセフォー
嫉妬と傲慢を肯定する暗黒神ゴーヤマー
絶対的な身分差別を強制する暗黒神ニルガル
死と破滅を望む暗黒神カーディス
まぁ、色々いて。
それぞれが「何故そんなものを肯定、もしくは否定するのか」という理由がちゃんとあるのが面白い。
例えばミルリーフが努力と挑戦を否定するのは「努力と挑戦は徒労である」という考えがあって、そこに基づくもので。
無論、正しくは無いんですけど、一面的に見たら説得力あるのよね。
だってさ、人はいずれ死ぬのだし、死ねば消えてしまう努力や挑戦の結果を、一生懸命に目指してどうするの?意味無いじゃん。こんな感じ。
……まぁ、正しいよね。世界にアンタ一人だけ、って状況ならさ。(後に何も残らないわけだから)
でも現実はそうじゃないから、努力と挑戦が徒労であるってことは間違ってるわけで。
努力や挑戦を行えば、何かしら影響を人は残せるわけで。
こういうところが好き。
私の小説でもそういう風にやっていきたいですね。
前に言いましたっけ?
オリジナルを書くにあたり、異世界ものにしようというのを、ちょっと思うところというか。
もう言っちゃうと「貰い火の行方」っていう、TRPGダブルクロスの二次創作小説でジャームになった女の子がちょっと悲惨過ぎる気がしたんで。
救済の意味を込めて書き始めたんですけども。
個人の記憶を全消しにして、彼女が持っていたシンドロームの片方をそのまま異世界に持ち込ませて、異世界転生。
貰い火の方を読んでくれてる人は即気づくようにしてるんで、言っちゃいますけどね。
で、書くにあたり、思ったことが二つ。
ひとつは、レベル制、スキル制、クラス制はナシで行こう、っての。
別にそれがある異世界転生ものを否定はしないんですけどさ。
慎重勇者なんて好きだし。
でも、自分では書きたくないんですわ。
書いてて多分気分が良くない。
で、もうひとつは「魔王軍は出さないことにしよう」
これですね。
何でかというと、魔王軍を出すとバトルメインの話になってしまうんで。
私が書きたい話ってそういうのじゃないんですよねぇ。
人間同士の触れ合いだとか、憎悪だとか、対立だとか。
そういうのを書きたいんで。
まあ、代わりに「混沌神」という邪神を出して、その邪神を信仰する邪教徒「混沌神官」ってのを出したんですが。
自分たちの醜い欲望を「自由・愛・平等」と言い換えて、正当化する極悪人たち。
こっちの方が私がやりたいことをやりやすい、悪役設定なんですよねぇ。
まあ、元ネタにあたるのは無印ソードワールドの暗黒神なんですけどな。
好きでねぇ。無印ソードワールドの暗黒神。
無制限の自由を肯定する暗黒神ファラリス
復讐を肯定する暗黒神ミゴリ
努力と挑戦を否定する暗黒神ミルリーフ
自由意思を否定する暗黒神リアセフォー
嫉妬と傲慢を肯定する暗黒神ゴーヤマー
絶対的な身分差別を強制する暗黒神ニルガル
死と破滅を望む暗黒神カーディス
まぁ、色々いて。
それぞれが「何故そんなものを肯定、もしくは否定するのか」という理由がちゃんとあるのが面白い。
例えばミルリーフが努力と挑戦を否定するのは「努力と挑戦は徒労である」という考えがあって、そこに基づくもので。
無論、正しくは無いんですけど、一面的に見たら説得力あるのよね。
だってさ、人はいずれ死ぬのだし、死ねば消えてしまう努力や挑戦の結果を、一生懸命に目指してどうするの?意味無いじゃん。こんな感じ。
……まぁ、正しいよね。世界にアンタ一人だけ、って状況ならさ。(後に何も残らないわけだから)
でも現実はそうじゃないから、努力と挑戦が徒労であるってことは間違ってるわけで。
努力や挑戦を行えば、何かしら影響を人は残せるわけで。
こういうところが好き。
私の小説でもそういう風にやっていきたいですね。