D4って

次回のウルトラマンＺのＤ４って、ウルトラマンガイアのワームジャンプミサイルのことかなと思ったんですけど。
違うっぽいですね。
恐ろしい兵器、ってアオリだったから、そうかなと思ったんですが。

ワームジャンプミサイルってのはですね、ウルトラマンガイアで登場する超兵器で。
自分としては神回に数えたい話の小道具ですわ。

どんな兵器か？

惑星一つ完全にぶっ飛ばせる、メチャメチャ高威力のミサイルですね。
何のために作ったのかというと、地球を襲う宇宙怪獣の母星を発見したので、母星ごとその宇宙怪獣を駆除しようと思った作中の地球防衛軍が開発。
ワームジャンプミサイルの名の通り、発射に際し、ワームホールを利用し、目標惑星近辺にミサイルをワープさせて命中させる、技術の粋を集めた超強力ミサイルです。

で、地球防衛軍は「これで宇宙怪獣が地球を襲うことは無くなる」と乗り気で計画を進めるのですが。
ウルトラマンガイアに変身する高山我夢は「そんなことはやってはいけない！」と大反対。

何故だ？
地球が怪獣に襲われても良いというのか？
怪獣の命の方が、怪獣に奪われる人々の命よりも重いと？
お前の頭はお花畑か？

そういう誹りがさ、来そうな話ではあるのよ。
でもね、そうじゃないんだな。

何で反対するのか？

「宇宙怪獣の星をぶっ飛ばしても意味が無い」

「何故なら、根源破滅招来体（作中の敵）が宇宙怪獣を地球に送り込んでるからだ」

「隊長はそれでも地球を襲う宇宙怪獣が減るじゃないかと仰るが」

そこで理由を言うんですね。
人道的な理由だけで大反対してたんじゃないんだって。

「宇宙怪獣は無数に居る。あの母星を破壊しても、根源破滅招来体は痛くも痒くもない」

「また別の宇宙怪獣が生息する星から、宇宙怪獣を地球に送り込めばいいだけ」

「その方法で地球の安息を得ようと思うのであれば、宇宙中の怪獣が居る星を破壊し尽くさないといけなくなる」

……ぐうの音も出ない理由なのよ。
危ないからという理由で、他の種を根絶するのであれば、究極、自分たちに害を与える能力を持つ存在を全部滅ぼさないといけなくなる。
そんなことは許されないし、無理だ、って。

で、その後、破滅招来体が、その問題の宇宙怪獣を地球に転送して襲ってくるんですけど。
それに関しては容赦なくウルトラマンガイアに変身して退治するのな。

そこはそこ。それはそれ。
その区別がまた格別の味で。

だから、Ｄ４がその系統の話だったら良いのにな、ってちょっと思ってたんですけど。
どうなんでしょう？違うのかな？