素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

実は鬼滅の映画まだ観に行ってない

2020年11月25日 00時00分00秒 | 日記
鬼滅の刃の映画、大人気ですな。
今更ですけどさ。

いや、今だからこそ、ですか?

公開してだいぶ経つはずなのに、まだ上映回数の数が半端ねぇ。
近所のワーナー、朝から晩まで鬼滅の刃を流しっぱなし。

コロナがあるし、話の内容はもう原作漫画で知ってるしなぁ、と思ってたので、どうしようか迷ってたんですけどさ。
こうなるともう行くしか無いかなぁ。
というわけで、来月観に行くことにしました。

しかし。

この映画で、上弦の鬼・猗窩座(上弦の参)が初登場。
加えて、上弦の鬼としても初登場なわけですけど。

猗窩座、上弦の鬼では大人気ですよね。
まぁ、無理も無いけど。

あの悲しすぎる過去は同情票集めるわな。
結末も泣かせるし。

鬼であり続けるより、人であろうとして再生を止めて滅び、自ら地獄に堕ちることを選ぶ、という。

上弦の壱も最期の悲しさが良かった。

反対に、全く同情できない鬼で票を集めやすいのが上弦の弐・童磨なわけですけどさ。
上弦の肆・半天狗ももうちょっと注目してあげて!と思う私。

絶対に許せない鬼・同情できない鬼で、大ボスの無惨様と童磨はよく名前が上がってくるけど。
半天狗はあまり名前出ないんですよなぁ。

彼は彼で相当なレベルでクズいのに。

半天狗とは?
上弦の鬼で4番目の位階に居る鬼。
口癖は「ひいいいいい」「怖いいいい」「儂が可哀想だとは思わんのかぁ!?」
そんななんですが、メチャクチャ強い。

その戦い方は、絶対に死なない分身を生み出し、分身たちに戦わせている間、本体である彼はネズミくらいの大きさで安全な場所に隠れ続けるという卑怯な方法。
そんな戦い方を可能にする血鬼術を編み出すに至ったのは、おそらく生前の彼の生き方。

あらゆる責任から逃げ続け、都合の悪いことは全て他人のせいにして、殺人までも正当化する腐った性根のろくでなしで。
そんな性根を無惨様に認められて、鬼にしてもらったという経緯が。
(しかも次の日に処刑される予定というギリギリのタイミング)

鬼化してから、数えきれないほどの人を喰らってきたはずなんですけど、それに関しても「奴らは喰われて当然だったのだ」「儂は常に被害者」と正当化しているに違いない人間性。
それについて、炭治郎も全く同情せず「ふざけるな!」と激怒したという。

おそらくだけどさ。
炭治郎が鬼に激怒したのって、無惨様と、この半天狗ぐらいだったんじゃないかなと思うんですけど。

だからわりと「悪役としては」好きなんですよね。
話題に上がって欲しいなぁ。もうちょっと。

批判について

2020年11月24日 00時00分00秒 | 日記
ツイッターで「レビュー書かれてない作品について、依頼されるなら感想を書きます」みたいなツイートしてる方居たんで、1本お願いしたんですが。
まぁ、問題点を具体的に指摘してくれたので、有難かった。
終わった後「辛辣なコメントでスミマセン」って一言あったんですが、全然問題ないというか。

というかね、平気になってしまってるんですよねぇ。
自作の駄目なところを具体的に指摘されるの。
まだ若かったときは、傷ついてたもんですが。
全然傷つかなくなった。
いや、別にさ、適当に書いたから、ってわけじゃないのよ?
一本一本、丹精込めて、そのときの全力で書いた作品なのよ?
それでもね。
具体的に駄目なところを指摘してくれるのは気にならない。

面白くないの一点張りはさすがにどうかは知りませんけど。
具体的に「どう駄目なのか」を言ってくれるのはありがたいですわ。

無論、こっちも自分があるので「それは違うかな」というものはあるにはあるんですけど。
そういうものは参考までに、という風に区分けしておけるようになった。

創作者としては、一段階上に行けたのかもしれませんなぁ。
(行けたからと、面白いものが書けるようになった、と言ってるわけじゃ無いです。念のため)
(あくまで真っ当な批判を真っ向から受け止められるようになった、ってだけ)

で、さきほど言った「面白くないの一点張りはさすがにどうかは知りませんけど」
これが駄目かもしれない、というか、聞く耳持たないだろうなあ、って思う理由なんですけどね。

これは単に、それが「ウザイ」と同じで、対処のしようが無い悪口でしかないからですね。
具体的に「不潔だから傍に寄らないでくれる?」「あんたの言動が気に喰わない」「顔が生理的に無理」

だったらさあ

風呂にちゃんと入るとか、言動に気をつけるとか、顔を合わせないように気をつけるとか。

対処のしようがあるけど「ウザイ」の一言じゃな。
無責任で、傲慢なんですよ。この一言。
何故なら、この言葉には「自分の問題点を自分で考えて、俺の望むように直してこい」って気持ちが込められているから。

まあ、この種の悪口いう奴には「こっちはお前こそウザイと思うよ」と返すしか無いわけですけど。
同じように「面白くない」ただ一言の批判は「あっそ。じゃあ読まなきゃよくない?」としか返せないわけで。

何か?こっちはアンタの好みを察して物語を作らなきゃならんわけ?

そうなるから。
だからまぁ「面白くない」としか言えないなら、批判するべきでは無いと思うんですわ。
相手が不愉快になるだけで、身にならないからね。

熱風団地が終わりました

2020年11月23日 00時00分00秒 | 日記
産経新聞の連載小説の熱風団地が先日最終回を迎えましたわ。
ここ数年で、久々にまともな新聞小説を読んだ気がする。(※産経新聞で、という前提条件つきですけど)

ベサール王子のケント、最終的に覚醒したし。
事件の黒幕である中国についても、悪役ではあるけど「悪の枢軸、邪悪の化身」という書き方でないのも面白いところ。
作者の声高く主張したいことを、登場人物を隠れ蓑に言わせてるな、って気づいちゃうとさ。
読めないものになってしまいますからね。

登場人物で語りたいのは

主人公の佐抜が、手持ちの武器で「犯罪も厭わない暴走中国人」「金のためならなんでもする外道日本人」という二人のプロ犯罪者に対して立ち回るのが面白かったです。
嘘とハッタリで凌いだり、腹を括って一か八かの賭けに出て、それで撃退するっての。
諦めなければ道ができるかもしれない、て感じで。

話の中心になるベサール王子のケント。
最初はただのクソガキなんですけど、事件に巻き込まれ、自分の母国がどういう連中に狙われているのか。それを目の当たりにし。
最初逃げていたけど、このまま逃げ続ければ、自分の母国が地獄の底に行くかもしれない。いや、そうとしか思えないよね。
だって、自分の母親を人質に取り「お前が即位宣言したらお前の母親を殺すぞ」なんて脅してくる連中だ。そんな連中に母国を任せるようなことだけは、絶対に避けなきゃ。
そのためなら、力が足りなかろうと、王になることを引き受けるしか無くないか?
そう、腹を括るのね。この志を持ってるのは自分しかいないから。志を持って、王に即位することができるのは自分しかいないからと。
彼の成長が読んでて気持ちよかったです。

不満だったのは、暴走中国人グオと、その相棒の外道日本人山本。
この二人のバックボーンがほとんどわからなくてね。
特に山本。彼、多分日本人のはずなんですけど「金が貰えるならベサールが中国の植民地の様な国になっても構わない」「俺の金儲けを邪魔する奴は殺す」こういう歪んだ考え方する人間になった理由がよくわからなかったのがね。
(グオは熱狂的愛国者で、中国共産党の狙いを邪魔するということが許せず、行動を起こしたのかな?と何となくわかるんですけど)
最初彼、思想が歪んでて、日本人でありながら中国に傾倒するテロリストなのかと思ったんですが、そうでもなさそうなのよ。
そこ、掘り下げて欲しかったですねえ。面白そうなのに。

結局のD4

2020年11月22日 00時00分00秒 | 日記
グリーザかヤプールか。
何か知りませんが、確実に邪悪な何かの企みは入ってますですけどさ。
D4に関する防衛軍が持ってた思いって、ある意味ウルトラマンで描かれるテーマだよなぁ、って思いましたわ。
本来ならね。

それは何かというと

「地球防衛を、外の人であるウルトラマンに丸投げするのはおかしいんじゃないの?」

ってことで。
ウルトラマンが来て守ってくれるからいいじゃん、で甘んじるのはおかしいだろ。
自分たちの地球は、地球人が守るべきなのでは?
って考え方。

確か初代ウルトラマンで、最終回にウルトラマンがゼットンに負けて、そのゼットンを科特隊が倒してしまう、って終わり方になるの。
そういうメッセージ性も込められてる、って話をどっかで聞いた覚えが。
ヒーローに防衛を丸投げしたままで物語を終わらせるべきではない、という感じで。

で、これは何か見た覚えがあるんですけどね。
確かウルトラマンAだったと思うんですが。
生身の人間が、知恵だけで巨大怪獣、確かエースキラーを倒してしまうって話。
あったと思うんですが。
(ひょっとしたらエースキラーでもなく、ウルトラマンAでもないかもしれませんが)

ウルトラマンが居なければ、地球人は何もできないわけじゃないんだぞ的な。
今の日本社会を風刺するというか、問題点を指摘するというか。
そういう切れ味鋭い話が入ってくるのがね。
ウルトラマンの良いところよね。

でもま、ウルトラマンZのこの話はそういうものではなくて。
邪悪な何かの企みになってますけどね。

長官も洗脳されてるんですかねぇ?
明らかにキャラが変わってるような気がしたし。

指示、酷いもんだし。

実戦に試射もしていない新兵器をぶっつけ本番で投入しろとか。
新兵器の威力を試すために、あえて不利な状況で戦えとか。
命を懸ける兵士に対し、あまりにも気遣いのない指令の数々。

お前ら旧日本軍かwwww

と言いたくなるような酷さ。
ジャグラー隊長に責任を取れと言い放つのはホント酷いと思った。
長官、そんな人じゃ無かったと思うんですけど。
記憶違いだったらあれだけど、土壇場で責任持ってくれたり、資金繰りで走り回ってくれたり。
人間味ある人でしたよね?

……そうであると信じたいなぁ。
(ここでいきなりキャラ改編でクズ化っての、視聴者としては嫌なんで)
人間的に信頼できる人でしたよね?そうですよね?

ヒカルの碁が中国でリメイク実写ドラマになるとかいう話を聞いた

2020年11月21日 00時00分00秒 | 日記
ヒカルの碁が中国で実写ドラマ化されるって話を聞きました。
全員中国人で、サイの役回りも古代中国の天才棋士という設定にしてやるみたい。
ヒカルの碁は現役連載時にジャンプ購読してましたので、途中まで読んでたんですが、ヒカルが本格的に碁をやりだしたあたりで読むの止めちゃいましたわ。
理由はちょっと覚えてない。
でも、面白かったとは思うんで、中国リメイク、気にはなりますね。

で、碁なんですけどさ。

私、実はルール知らないんですよね。
ゲームとしては何なんだろう?
オセロに近いの?

全然近くないよ!って笑われるかもだけど。

私ね、チェスと将棋が死ぬほど弱くてね。
多分、小学生にも負けるんじゃ無いですかね?
何せ、駒の動かし方すらまともに覚えてないもの。
だから、盤面が全く見えてない。
目隠しで指してるのと一緒。

でもさ、オセロだと他人とわりとまともに勝負できるんですよね。
盤面がうっすらと見えるというか。

そんな私が、オセロに対して思ってることは。

「オセロは領域を支配するゲームだな」ってことで。

押さえておかねばならない領域を、自陣にするように気を配り、盤面を支配していく。
そういうゲームでだと思うんですよ。
管理、メンテナンスしていくゲームと言い換えてもいい。
よりうまく自分の支配領域をメンテナンスして、事故を起こさなかった方が勝つゲーム。
守るゲームと言ってもいいかな?

でね。
百田尚樹さんの代表作「永遠の0」で、日本軍の将校が

「将棋と碁はゲームとしての性格が違う」

「将棋は相手の大将を倒すゲームだが、碁は陣地を広げるゲームだ」

「我が軍は将棋好きは多いが、碁好きは少ない。碁を知ってるものが多ければ、戦い方も変わっていただろう」

そんなようなことを言ってたんで。
(一応場面を説明しておくと、勢い重視で残存兵力の事をまるで考慮に入れていない軍上層部の事を批判してるんですな)

で、この部分を読んだ私は
ん?てことは、碁とオセロってゲームの性格似てるの?
じゃあ、自分も碁をやれば、他人に勝てるレベルにいけるのかしら?

なんて夢を見たのですが、どうでしょう?

……夢と言うと、ちょっと違うんですけどね。
話は変わるんですけど。

甥っ子が、将棋とチェスで他人に勝てるレベルに到達しつつあるのを見て。

「ああ、あいつは俺に見えないものが見えるようになってんだなぁ」と思い

ちょっと、感慨深いものがありましたよ。
これが年を重ねるというものか……!