パガニーニ「ヴァイオリン協奏曲第1番」/庄司紗矢香 VIDEO
メンデルスゾーン バイオリン協奏曲 第1楽章 庄司紗矢香 VIDEO
◎アップロードに際しまして(再掲) ビルケント大学(トルコ)のホームページを閲覧しているとき、庄司紗矢香さんの"メンコン"の素晴らしい動画を見つけました。 世界の多くの国から招聘され、国際親善にも大きく貢献し大活躍をされている庄司さんの姿を拝見して、また演奏会場の聴衆のマナーの良さ、とくに演奏終了後、総立ちとなり Virtuoso Sayaka Shoji に惜しみない拍手を贈る紳士的な姿を拝見して、目頭が熱くなり大きな感動を覚えました。 この感動を皆様と共有致したいのですが、著作権の問題から全楽章のアップロードは出来ません。そこでBilkent の Youtube 上でのPRを兼ねて、第1楽章のみ紹介致します。 演奏するビルケント交響楽団の規模は大きくありませんが、質が高く気品のある響きを奏でています。特記すべきは音の集音・ミキシング技術の素晴らしさです。各パート毎にマイクを配置し、細部の音まで良く拾っています。なかでも、ソリストの音は、バックがフォルテ・フォルテッシモの箇所でも掻き消されることなく、綺麗に分離・抽出されております。 庄司さんの演奏は、著名バイオリニストの中によくある、きらびやかで技巧追求に走り過ぎる傾向の路線から距離を置いています。ご本人のインタビュー記事によりますと、"あくまでも作曲家の作曲意図を大切にし、多くの聴衆の方々の心を揺り動かし、深い感動を伝えられるような演奏をしたい"と述べられています。これはパガニーニ優勝者の技術と且つ天性の歌心を兼ね備えた庄司さんだからこその言葉で、大変説得力があります。 本曲においても全般にわたっての豊麗で歌心に満ちた奏で方は、我々の心を深く揺さ振ぶるのです。とくに第2楽章の歌い上げは庄司さんの独壇場であり、その末尾部分で我々は陶酔の極致に達するのです。 ◎ 第2、第3楽章のダウンロード法 ① 先ず、google の検索窓に Bilkent videos on the web と打ち込み検索を開始します。 ② 同名の2つのwebページが検出され、その内の1つが"TV Series:XXXXX "と云うタイトル名のページです。 ③ このページの9番目の、タイトル名 Mendelssohn & Shoji が目的の動画ファイルです。(全長:52分32秒) ④ 収録内容の概要は、・番組前枠、・メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲の解説、・高校生と庄司紗矢香氏の質疑応答、・演奏本体、・対談、・番組後枠となっています。 ⑤ 第1楽章の頭は、20分15秒から ⑥ 第3楽章の末尾 50分40秒まで(演奏全長:30分25秒) 以上 どうぞ、第2、第3楽章の名演奏を満喫、お楽しみ下さいます様に。
庄司紗矢香さん:チャイコフスキーヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品35 2of2 VIDEO
公開日: 2013/09/10
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%84%E5%8F%B8%E7%B4%97%E7%9F%A2%E9%A6%99
東京に生まれた。画家である母の留学に伴い、3歳からシエーナ に移り、2年間を送る。最初ピアノを習っていたが、キジアーナ音楽院 のコンサートでヴァイオリン演奏を見たことがきっかけとなり、5歳からヴァイオリンを始めた。
帰国後、国分寺市内の小学校に進み、1994年 、6年生の時に第48回全日本学生音楽コンクール 東京大会、全国大会で第1位を獲得した。
ヨーロッパ留学
1995年 、キジアーナ音楽院 において、ヴァイオリンをウート・ウーギ 、室内楽をリッカルド・ブレンゴラ に学び、1997年 にはイスラエルより奨学金を得てシュロモ・ミンツ に学んだ。同年、14歳でリピンスキ・ヴィエニヤフスキ国際コンクール ・ジュニア(17歳未満)部門で日本人として初めて優勝し、ルツェルン音楽祭 にルドルフ・バウムガルトナー 指揮ルツェルン祝祭管弦楽団 のソリストとして出演した。
また、リピンスキ・ヴィエニヤフスキ・コンクールで審査員を務めていたザハール・ブロン に声を掛けられ、1998年以降、ケルン音楽大学 でブロンに師事する。 また、同年、ルツェルン祝祭管弦楽団とヨーロッパ演奏旅行を行い、ウィーン・ムジークフェラインザール でウィーン・デビューを果たした。
1999年 、第46回パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール に同コンクール史上最年少、かつ日本人として初めて優勝した(同時にエンリコ・コスタ博士記念賞、マリオ・ルッミネッリ記念賞も受賞)。 2004年、ケルン音楽大学 を卒業し、翌年パリ に移った。