研究者は、投薬により人間の老化を20年程度遅らせる効果があるとみており、「100歳の人は寿命が120歳まで延び、70歳の人は50歳の若さと健康を手に入れられる」と主張。アルツハイマー病やパーキンソン病の進行を止める効果も期待できるとしている。
①もっとも注意しなければならないのは低血糖です。これは、血糖値が下がりすぎるために脳がエネルギー不足におちいり、体に力が入らなくなったり、けいれんがおこったり、意識が薄れたりする副作用です。
低血糖をおこさないために、食事は、1日3食、規則正しくとってください。1食抜いたり、食事の時間を遅らせたりすると、薬のために血糖値が下がりすぎ、低血糖をおこしがちです。
また、体調が悪いと、薬が効きすぎて低血糖がおこることがあります。とくに下痢・嘔吐(おうと)・高熱の際におこりがちです。このような症状があるときは、必ず医師の診察を受けてください。
体がふらついたり、手が震えたりするのが、低血糖の前兆のことが多いのです。前兆らしい症状に気づいたら、砂糖を10g程度、あるいは糖分を含む缶ジュースや缶コーヒーなどをとってください。低血糖を予防することができます。
いったん低血糖がおこると、治まったあと数日は、また再発する危険があります。いつもペットシュガーやブドウ糖ゼリーなどを持ち歩くようにしましょう。
②薬によるアレルギー症状(過敏症状)が出たら服用を止め、すぐ医師に報告してください。また、日光過敏症がおこることがあります。薬を使用中は、皮膚を直接、日光にさらさないように気をつけてください。
③ときに、吐き気・嘔吐(おうと)、下痢、便秘、食欲不振、腹部不快感、肝機能障害、黄疸、だるさ、頭痛、頭重、ねむけがおこることがあります。また、まれに乳酸アシドーシス(酸欠症)・ケトーシスがおこることがあります。メトグルコでは放屁増加、貧血、白血球・好酸球増加、白血球・血小板減少、黄疸、発疹、かゆみ、BUN上昇・クレアチニン上昇、味覚異常、めまいなどがおこることがあります。吐き気・嘔吐、腹痛、下痢などの胃腸症状、倦怠感(けんたいかん)、筋肉痛、過呼吸などが現れたら服用を止め、すぐ医師に連絡してください。
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se39/se3962002.htmlから
比較的多いのは、下痢や吐き気、食欲不振、腹痛などです。このような胃腸症状は脱水症につながりますし、以下のような重篤な乳酸アシドーシスの初期症状として現れることもあります。症状が強い場合は医師と連絡をとり、継続の可否を含めて指示をあおいでください。
乳酸アシドーシスはこの薬に特有な副作用で、血液中に乳酸がたまり血液が酸性になった状態です。とくに、もともと腎臓病や肝臓病、心臓病などの持病のある人、体の弱っている人、高齢の人、脱水を起こしている場合、利尿薬との併用時、また飲み始めや量を増やしたときに起こりやすいものです。胃腸症状をはじめ、けん怠感、筋肉痛、息苦しさなどを伴いますので、このような場合は直ちに受診してください。
そのほか、「低血糖」を起こすおそれもあります。低血糖とは、必要以上に血糖値が下がってしまう状態です。おおよそ血糖値が50mg/dl以下になると低血糖特有の症状があらわれてきます。ふるえ、さむけ、動悸、冷や汗、強い空腹感、力の抜けた感じ、目のちらつき、イライラ、ぼんやり、さらに重くなると、気が遠くなり、けいれんを起こしたり意識を失うこともあります。すぐに糖分を補給するようにしましょう。
【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
- 乳酸アシドーシス..吐き気、吐く、腹痛、下痢、けん怠感、息苦しい、息が荒い、筋肉痛、手足の脱力、歩けない、動悸、急激な体重減少、意識がうすれる。
- 低血糖..力の抜けた感じ、ふるえ、さむけ、動悸、冷や汗、強い空腹感、頭痛、不安感、吐き気、目のちらつき、イライラ、眠気、ぼんやり。さらに重くなると、異常な言動、けいれん、昏睡(意識がなくなる)。
- 肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。
- 横紋筋融解症..手足のしびれ・けいれん、力が入らない、筋肉痛、歩行困難、赤褐色の尿。
【その他】
- 下痢、吐き気、嘔吐、食欲不振、腹痛
- 乳酸上昇、肝機能異常
- 発疹、かゆみ