https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170618-00000017-mai-soci
◇関節包の弱い部分が膨らんで
ガングリオンが好発する部位は手足の関節です。体重がかかったり、重い物を持ったりして負荷がかかる関節に発生しやすいことが分かっています。私たちの関節は「関節包」という丈夫な膜状の組織で包まれています。その中は透明な液体「滑液」で満たされていて、関節がスムーズに動く潤滑油の働きをしています。関節に強い負荷がかかると、関節包の中の圧力が高くなり、関節包の膜の一部が餅を焼いた時のようにぷっくりと膨らんでしまうことがあります。これがガングリオンです。できやすいのは手足ですが、全身どこの関節にもできる可能性があり、大きいものはこぶのような膨らみが外見からも見えます。まれですが、筋肉の中や骨の隙間（すきま）にできる場合もあります。
◇くるぶしの神経を圧迫し、足根管症候群に
足のガングリオンで多いのは前述のように足の甲と、足根管の周辺、そして親ゆびの付け根です。平均直径１～２センチ、丸くパンパンに張って硬く、皮膚の表面近くにできると、手で触ってもグリグリとした丸く硬い膨らみが感じられます。
ガングリオン自体が痛みを生じるわけではありませんが、できた部位や状況によって、痛みやしびれが生じることがあります。例えば、足の表面に飛び出したガングリオンが靴にすれて、痛くなることもありますし、地面を強く踏みしめた時に、表面上は見えないガングリオンが神経を刺激して痛むこともあります。
中でも強い痛みを伴うのが、足根管症候群です。内くるぶしの下には、太い靱帯「屈筋支帯」と、距骨（きょこつ）、踵骨（しょうこつ）という二つの骨の間に挟まれたトンネル状の隙間があります。これが足根管で、中に足の裏につながる血管、神経が通っています。この周辺にガングリオンができると、歩くたびに足根管を通る神経を圧迫し、足の裏に痛みやしびれが出ます。
◇再発繰り返すなら手術
ガングリオンの治療は腫瘤に針を刺して、注射器で内部の滑液を吸引する方法が基本です。この治療で痛みが取れる場合もありますが、状況に応じ、吸引後にステロイド剤を少量注入する方法も取ります。ステロイド剤の作用で腫瘤の内側の壁がくっつくため、腫瘤がつぶれて滑液がたまらなくなります。再発する場合は手術で腫瘤自体を切除することもあります。その際は腫瘤とつながっている関節包側の根元を糸でしっかりとしばり、再発しやすい関節包の弱い部分を補強します。
足根管症候群を併発している場合は、ＭＲＩ（磁気共鳴画像化装置）や超音波で足根管の神経を圧迫している原因を探すことがスタートです。原因がガングリオンであればその治療を行いつつ、神経の炎症を鎮めて痛みを取るためにステロイド剤を足根管に注射することもあります。それでも痛みが続くならば、太いベルト状の靱帯（じんたい）、屈筋支帯を切り開いて、足根管内の神経にかかる圧迫を減らす「足根管開放術」という手術をすることもあります。
ただしガングリオン以外にも、足根管症候群の原因はあります。中でも注意すべきなのは、関節にある軟骨が炎症や物理的な圧力などを受けて硬くとがった骨に変化した骨棘（こっきょく）です。足の診療所では、どの原因による足根管症候群でも、ステロイド剤などで痛みのコントロールを試みて、効果がない、あるいは再発を繰り返す場合に手術を検討することにしています。
◇足のアーチの崩れが根本原因
ガングリオンも足根管症候群も、根本的な原因は足のアーチが崩れ、足の一部に極端な負担がかかることです。普段から足のアーチ構造が半ば崩れた状態にある扁平（へんぺい）足の人は、これらの疾患を患いやすいので、注意してください。
ツイートから
千葉県銚子市、加計学園のために払った補助金のせいで「第2の夕張」級の借金地獄に
http://buzzap.jp/news/20170616-choshi-kake/
話題の加計学園系列の千葉科学大学のせいで、立地自治体の銚子市が財政破綻寸前にまで追い込まれています。今治市でも同じ事が繰り返されるのでしょうか？
ツイートから
【笑えないマジなジョーク】公安調査庁が一般人であることを認定する「一般人検定（ＩＰＪ）」の資格試験実施を法務省が検討しているというブラックニュースhttp://kyoko-np.net/2017061601.html 一般人認定試験、来年度実施を検討
https://tv.yahoo.co.jp/news/detail/20170618-00000003-tvdogatch
６月1８日（日）の『NHKスペシャル』（NHK総合、21:00）は、「睡眠負債が危ない ～“ちょっと寝不足”が命を縮める～」を放送する。「がん」「糖尿病」「心臓病」「認知症」など、数々の重大疾病と強い関連があることが分かってきた睡眠不足。多忙やストレスなどで“極端に”睡眠が足りない人の話だと思ったら大間違い。普段6～7時間の睡眠を取り「十分眠っている」と思っている人でも、実はわずかに足りておらず、その蓄積によって命に関わる病のリスクを高めたり、日々の活動のパフォーマンスを劣化させたりしていることが明らかになってきたのだ。
