散歩者goo 

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昨日記20220103 月(おいしいコーヒーとお茶について)

2022年02月11日 00時25分37秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
朝は、7時半ごろ最後の正月モードの、雑煮とお酒をを中心とした朝食を楽しんだ。
よいが回って昼寝をしたあと、起きてドリップコーヒーを飲んだ。
ドリップコーヒー(インスタントパックのドリップではない)は、市販のペーパーフィルターを使い、コーヒー粉の量を計量しから淹れている。
抽出は喫茶店で使うケトルと同じ鶴首の注ぎ口で1度単位の電子温度表示・コントロールのついたケトルを使っている。(この自慢のケトルについては、「昨日記190115 火(コーヒードリップ用ケトル購入)追」https://blog.goo.ne.jp/sksoo/e/d91b2c5aa33456e74ff636faa868433cに記載済み)
このケトルは抹茶を点てる時にも重宝している。

コーヒーは90度前後で淹れている。
85-8度ぐらいが最もおいしいという専門家もいる。
私が技術者の時に、チームでコーヒーマシンを開発した。
その過程で、ドリップコーヒーについて様々な研究をし、焙煎メーカー(UCCやキーコーヒーやドトール)の研修も受けた。
むろん京阪神の有名コーヒー店(西村他)も休日に飲みに行った。
実験の結果、確かに85度後半が最もえぐみがなく素直な味が出せると分かった(当時<約40年前>の常識では非常に低い温度で、常識では考えられなかったが、実験でわかった 。)が、85度後半では、コーヒーをお客様に出すときに再加熱が必要になるので、コーヒーマシンの抽出温度を91-2度ぐらいにしたのを覚えている。 
コーヒーの味や香りは、7-80%豆の種類と生豆から焙煎後の鮮度(経過時間)で決まると考えている。
焙煎方法は重要な要素である。
抽出方法は、蒸らしをきちんとすれば(コーヒーを注ぐときに一度ドリッパーのコーヒー粉にお湯をまんべんなく少量注ぎ、粉にお湯を含ませ10秒以上蒸らしてから、再びお湯を注ぐとよい。)おいしいコーヒーを淹れることができる。
いろいろ注ぎ方のコツを述べる専門家やマスターが多いが、ある意味自分たちの技術を大げさに(権威付け)見せるための演出という人もいる。
注ぎ方でそんな味や香りに大きな差は出ない。
コーヒー名人たちは、実際にはそれ以前の、産地別生豆を見分け選別(洗浄・乾燥状態・豆の発育状態・くず豆の除去・薄皮の除去・・)し、豆をブレンドし、そして焙煎方法と、焙煎直後からミルで挽いて粉になるまでの時間(焙煎豆で保管される時間)と、豆を挽いて粉になってから抽出するまでコーヒー豆の粉の保管時間(それぞれの時間が短いほど良い)にこだわり、管理しているのだ。
豆の粗さは粗挽きで量が多いほど、おいしく香りがよく出る。
コーヒー豆を粉にしてからコーヒーを淹れるまで、数週間もすると酸化し品質が落ちる。
焙煎直後の豆を挽いたものを抽出するとコーヒー豆から大量のガスが出て、ドリップペーパーの中できれいに膨れ上がり、香りが立つ。

抹茶は、80度前後で点てている。
私は茶道を本格的に習ったことはないが、以前Eテレで趣味の放送で何度か違った流派の茶道を放送していたことがありそれらを視聴していたし、最近はYouTubeの茶道の練習ビデオを見て、何となく感じをつかんだ。
昨年、通販で茶筅や茶筅休めや茶杓とお茶碗のセットを購入し、退屈しのぎの時に、見よう見まねでお茶をたてた。
茶釜や柄杓や炉はないので。電子ケトルで代用し、お茶碗に抹茶を茶杓で入れ、茶筅で点てて、お茶を楽しんでいる。
抹茶はお稽古用が500円程度で、缶に入ったものや、袋に入ったものが売られている。
いつも急ぎの用事のないときには、朝食後にコーヒーを淹れ、昼食後に抹茶を点てることが多い。
画廊時代に、親しかった画家が、茶道を習うことを勧めてきたが、そもそも抹茶が高いという理由で断った。
しかし彼が言うように、お稽古用の抹茶は、緑茶から比べて、そんなに高くないというのが実感だ。
この日のお茶も普段の日常の延長線上で、特に正月だから抹茶を飲んだわけではない。
特に最近は、抹茶に含まれるカテキンが多いことを知り、できるだけ毎日抹茶を飲むようにしている。

この日も外に出ることもなくSNSを見たり、TVを見たりして、退屈しのぎをした。

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