散歩者goo 

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20240922 日 中国のSNSによる各国への世論操作分断工作に注意

2024年09月22日 23時08分50秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
秋雨前線の南下で涼しくなった。
数日前まで、たまに台風や低気圧の影響で数日30℃以下になることはあったが室温は寝る前でも32℃程度で朝でも30度以下になることはほとんどなかった。
そのため無気力になりがちで、だらだらと成行きの日々を送っていた。
この間世間では、いろいろなことが起きた。(時間があれば後日記載)
能登半島は、今、大雨により大規模な水害の被害を受けているようだが、全貌は不明だ。
正月の震災に加えての大水害。
被害が、少なくなることぉ祈るのみだ。

先ほど、NHKスペシャル中国のSNSによる世界の世論調査に関する調査報道をみた。
SNS上の世論の中には、中国からの操作で操られていることもあるらしい。
これは陰謀論ではなく、NHKが各国の情報専門家やセキュリティー企業とともに、中国からの膨大な流出文書をもとに、解明したものだ。
結論から言うとネット上では中国により大量のボットが作られ、そこで中国に都合の良い偽情報や中国寄りの意見が拡散されるというのだ。
現実に、台湾ではインド人労働者増員反対集会が多く開かれ、社会問題になった。
その集会の起点になったのは、SNS情報だった。
SNS情報の発信元から多くのボットを中継し拡散された、
その文面の言葉遣には、台湾で使用されない言葉があり、中国が関係する疑いが浮上した。
彼らは多くのボットを作り、それを使い大量に拡散し、若い女に不安を与え多くの集会が行われ、社旗問題になったという。
この番組では客観的なデーターが提示され、中国による戦略的世論操作の実態が明らかになった。
日本でも同様のことが行われているという。
福島第一原発の処理水放出問題で偽情報を投稿しSNS上で2000件近くのリポストがあったが、NHK他日本のマスコミの正確な情報による指摘があり、世論工作失敗した。
こうした状況を見ると、中国は常に情報戦を行い、戦略的に関係国の世論の分断対立や混乱を狙っているようだ。
数十年前は、中国は侵略しない国で自衛隊を強化する意味がないと信じていた。
しかし、尖閣問題や南シナ海の中国の武力侵略の実態を目の当たりにし、そうした考えは吹っ飛んだ。

我々は、ネット情報の真偽を疑い、陰謀論に惑わされないようにしたい。
少なくとも、NHKや有力紙の報道は、幾重にも事実の検証がおこなわれ、おおむね信用してよいと思う。
それでも、まれに誤報道が見つかることもあるので、常に批判的にニュースを見ることが必要だ。

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