手打 善通寺うどん
香川県善通寺市善通寺通1059-3
TEL 0877-62-7080
ここは讃岐の国、善通寺でお参りを終え、さあどこか讃岐うどんの
旨い店はないかと参道にある酒屋さんで、情報収集。
西院の裏、大駐車場を出た所に2軒あるとの紹介を受け、
たまたま近い善通寺うどんさんに入店した。
ここは年季を感じる古き良き時代の雰囲気の店だ。
よく聞いてみると居ぬきのまま昨年6月30日に
オープンしたばかりの新しいうどん店だった。
店内は床が土間コン。ここテーブル席と奥に小上がり席があり、
男性3名女性3名と意外に沢山の人が働いていた。
本場讃岐うどんのシステムはセルフかサービスかの
2つのやり方に分かれるらしいが当店は両方のシステムだった。
当店の一押しは何かと聞いたら肉うどんとの事。お品書きを見ると
かけうどんがなんと250円。関東ではあまり見ない価格にビックリ。
四国は物価が違うのかと思わず疑ってしまった。
そういうことで、迷わず肉うどん550円を注文した。
うどんは中太のもっちりしたもの。
あまりうどんにコシはなかったが適度な硬さでこれも良い。
改めて讃岐うどんのコシの強さを調べてみたら
口に入れた際に柔らかく、嚙むともちもちとしていることが特徴との事。
まさに当店のうどんがそうだった。若干讃岐うどんの認識が間違っていたかもしれない。
汁は関東ではあまりお目にかからない甘いものだったが、
自分的には好きなタイプだ。やはり本場の何かを感じる肉うどんだった。
因みに讃岐うどんの歴史は空海が中国から持ち帰ったうどんが発祥とされている。
讃岐うどんのサイドメニューとして欠かせないのが天ぷら。
当店にもセルフ方式で各種天ぷら(100円、えび天150円)があった。
この日はご当地のいりこ天、野菜かきあげ、筍天をチョイス。
他にはさつまいも、なす、えび天、いかげそ、ちくわ、かぼちゃ、れんこん
たまねぎなどがあった。因みに讃岐うどんにはいなり(120円)もつきものだとか。
他にもセルフでおでんもある。牛スジ、つくねは150円で他は100円。
こちらはこの特製味噌を付けて食べる。所変われば品変わるの故事の様に
旅の醍醐味の1つに土地土地の食にその違いを見ることが喜びになることだ。