スミダマンのほのぼの奮戦記

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鶴岡市立加茂水族館

2018-10-11 06:05:31 | 自然

2014年(平成26年)6月1日に新館として開館した

鶴岡市立加茂水族館。RC3F建て、延べ面積約4,000㎡(約1,200坪)、

総工費30億円をかけて建設された。当館の歴史は古く

昭和5年に開館。90年間の歴史は物語になるような紆余曲折があった。

現在はクラゲに特化し愛称はクラゲドーム館と言われている。

https://kamo-kurage.jp/

加茂水族館から日本海越しに見た鳥海山。この日は

空が晴れ渡りその雄姿がくっきりと見えた。

鳥海山は山形県と秋田県に跨がる標高2,236mの活火山。

東北地方では2番目に高い山だ。山頂に雪が積もった姿が

富士山にそっくりなため、出羽富士とも呼ばれている。

鳥海山は日本百名山・日本百景の1つでもある。

館内のインテリアもクラゲドーム館と言われるだけにクラゲー一色だ。

庄内は磯釣り王国と言われ、釣り竿の歴史を誇っている。

本来の庄内竿は中通し竿でなく延べ竿(一竿)。

庄内竿は武士の釣り300年の歴史がある。

これが館内のガイドマップ。ここは今や庄内地方有数の

観光名所に成った。海洋生物学研究者や世界の他の水族館からも注目を受けている。

(淡水魚コーナー) 庄内を流れる川や池に生息する

淡水魚たちがお出迎え。上流から下流まで様々な顔を見せてくれる。

(海水魚コーナー) 庄内浜沿岸から深海にすむ、おなじみの

魚や見たこともないような生き物約140種類の魚に出会える。

庄内地方には元禄時代からおしろいを食べる正体不明の

物体が天から降ってきた宝物として大切にしてきた。

それが「けさらんばさらん」庄内地方には38個確認されている。

海底に咲く花、深海性イソギンチャク。底引き網で水深300mほどの

深海から採取されている。ガラスの反射の為、

ちょっと大きさのバランス差があるが人の背中にイソギンチャクが

付着しているように見えてしまう。

よく耳にする「浮きはえなわ漁業」とは、はえなわを水面近くに張り、

水面近くを回遊する魚を狙う漁法。深さは10M程で浮子で浮かせる。

魚の種類は鯛、さわら、マグロ、鮭、鱒、など

いよいよこれから当館がクラゲドリーム館と言われている

当館の売り「クラゲ」コーナーの紹介です。ここはクラゲ解説コーナー。

クラゲの餌の食べ方や食べているもの、目や口・心臓や

脳はあるのか・・・そんなクラゲの不思議を解説してくれます。

直径5M水量40トンの円型大水槽の中でゆらゆら揺れる

約2000匹のミズクラゲが心を癒し大きな感動を

与えてくれるクラゲドリームシアター。

常時30種類以上のクラゲを展示。世界一を誇る。

2012年(平成24年)に当館はクラゲの種類数で

ギネス世界記録の認定を受けた。

2008年(平成20年)ノーベル化学賞を受賞した下村脩氏の

受賞理由となった緑色蛍光タンパク質が当館の飼育している

オワングラゲの由来ということで当館が注目されている。

平成24年4月2日に氏は一日名誉館長として来館した。

 

それでは50種類以上あるクラゲの中で目に止まった

クラゲをアップしてみます。クラゲの写真集です。

当館では定期的にアシカショーやウミネコの餌付けを行なっている。

アザラシプールではアザラシが悠然と泳ぐ姿を間近に見学できる。