スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編215~

2018-10-19 05:52:51 | 食~番外編(都内)

銀座しゃぶ通 好の笹 日本橋店

東京都中央区日本橋室町2-4-3 日本橋室町野村ビルYUITO3F

TEL 03-3242-5261

この店は蒸ししゃぶ・しゃぶしゃぶのお店だ。姉妹店として

銀座2丁目の銀座店(マロニエゲート12F)と銀座6丁目の

銀座しゃぶ通(鳥繁ビルB1F)がある。しゃぶしゃぶという名称は

昭和27年に大阪の永楽町店スエヒロの三宅忠一が自店の

料理として出す時に命名したもの。従業員がたらいの中で

おしぼりをすすぐ様子が鍋の中で肉を振る様子と似ていることと

その際に立つ水の音がリズミカルで新鮮に響いたことが

始まりと言われている。昭和30年に商標登録された。

自分の記憶でもしゃぶしゃぶは最近の料理というイメージだったが

60数年の歴史があることが分かった。

店内の造りは開放感のある天井高で広めのカウンター席や

テーブル席が用意されている。どのお客様にも安心感を

もたらす木を多用した温もりの空間を意識し、新しい歓待の場を

提供しようとしているそうだ。

ランチセットは豚、合鴨、鶏、上牛の組合せ7セットがある。

それに野菜6品盛り、ご飯(おかわり自由)、香の物が付いている。

鍋の追加として、変わった所ではとろろ230円、

コラーゲンゼリー2個500円などがある。

コースとしては2,100円、2,680円、3,800円の3コース。

実は同フロアーの中華料理店に来たかったのだが、

その店は休業だったので、たまたま当店にしたので

当店を選んだ理由は何も無い。よくあることだ。

先付けには弾力性があって優しい歯応えのあるお豆腐が出て来た。

お玉に乗っているのがコラーゲンゼリー。これを2つに仕切られた

出汁の入った鍋に入れる。しゃぶしゃぶにコラーゲンを入れるのはあまり見ない。

お店の人にレディースコース(2,100円)を男性でも注文することが

できるのか聞いた所、OKということなのでこのコースをオーダーした。

肉は山形県杜仲高麗豚ロース・バラ・モモ計150g。野菜6品盛り。

当店は野菜にも拘っていて、料理長は季節ごとに

直接産地におもむくなど野菜の育つ環境にもこだわり、

元気に育った野菜を日々、仕入れているとの事。

出された薬味で右側は人参み味噌が入っていたものだったかな?

乙な味だったような。

当店が誇る秘伝のタレのポン酢とゴマダレ。ポン酢は

山口県萩の老舗から橙ベースの果汁を取り寄せ

自店で北海道の昆布、カツオなどを合わせ長期間熟成させたもの。

一方のゴマダレは23種類の調味料とスパイスを調合した

銀座しゃぶ通が誇る自信のタレで40年以上もこの味を守り続けている。

今回はしゃぶしゃぶをとろろご飯でいただく。これはイイ、すごくイイ。

ところでしゃぶしゃぶの起源は諸説あるそうだが、

北京の火鍋料理「シュワンヤンロウピンイン」という羊肉で

しゃぶしゃぶする料理に発しているようだ。

そして日本国内では戦後間もなく頃から始まり全国へ広まっていたようだ。

デザートは黒糖のグラニテ

当ビルの隣は今話題の三井不動産がマネージメントしている

COREDO(コレド)エリア。食、モノなどを通じて江戸日本橋の

粋文化の発信地だ。ご覧の様な若者の浴衣姿が絵になる街に変貌した。