中二病をこじらせたとか思ってごめんなさい。
M・ナイト・シャマラン監督とブルース・ウィリスがタッグを組んだよ!
ジャンルはまたサスペンスだよ!という映画。
主人公(ブルース・ウィリス)は冴えないおっさん。嫁と一人の息子(ただし両方とぎくしゃくしてる)
冴えないおっさんが列車事故に巻き込まれたところから話が始まります。
ただ一人の生還者となった主人公のところにイライジャ(サミュエル・L・ジャクソン)からの招待状が届いたので、ある日イライジャの元を訪ねてみると…?というところで物語は動き出すのです。
今回非常にネタバレが多くなると思います。
まず、なぜ「中二病をこじらせた」と思ったのか。イライジャが漫画に対して熱すぎる思いを持っているからです。まるで修造のように。
「漫画はいつか起こる現実を表している」「それを世の中に伝えるために漫画はある」「どの文化も大切なことは“絵”で伝えてきた」というトンデモ理論(だと思ったんだって!)で主人公を混乱させる…しかもこのおっさん漫画に対しての思いが強すぎて若干どころかかなり周りに迷惑かけてんだぜ。この息子を誇りに思うって言ってのけた母ちゃんはすごいと思う。
最後の部分にはかなり共感するが。漫画って昔でいえば絵巻物だろ。きっと小説よりも伝わりやすいんじゃないかな。
で、イライジャは「鉄道事故でただ一人生き残ったお前はヒーローに違いない。」と言っちゃうわけですよ。こいつ漫画の読みすぎだろって思うよね?絶対思うよね?イライジャが病気持ちで日常生活を送るのも難しいという部分を考慮しても「こいつ…やばい」って思いますよね?主人公も当然そう思うわけですよ。そりゃそうだ。
主人公の持ってる能力はサイコメトリーに近いのかしらん。他人の意識が読み取れるという部分で。サイコメトリーに超筋力が備われば確かにヒーローになれるわな。
主人公サイドは、夢を断たれた(ことになってる)主人公は生きる目的を失いつつあってもやもや、奥さんはそんな旦那にもやもや、もやもやしてる父を見続けるハメになってもやもやする息子。息子は父親にヒーローでいてほしい。それは当然だろう。だからって「父ちゃん=ヒーロー説」を信じて父ちゃんに拳銃を向けたときはびっくりしたぜ!
紆余曲折あって、新たな能力(サイコメトリー)も開花して、「これは…!」と思った主人公、本当にヒーローになってしまいます。
息子大喜び。そりゃ今まで頼りない父ちゃんだったからな。実は「人を助ける力と優しさを持った頼もしい父ちゃん」だったとなれば、息子との関係もうまくいかないわけがない。主人公は、「家族との絆」と「自分への自信」を取り戻したのです。良かったね。最後のオチまで含めて良い話でしたね。オチの部分は次この映画を観る人のために言わないでおきます。
ただ自分は、オチまで観て、デビルマンを思い出しました。デビルマンは飛鳥より不動の方が好きです。悪魔だとシレーヌが好き。
今回の蛇足
サミュエル・L・ジャクソンは実際に漫画好きだそうです。これが最大のオチだと思いました。
Wikiに「好きな漫画は『ブラック・ラグーン』」と書いてあって、なんだか嬉しくなりました。
あと、時々、ジャン・レノとブルース・ウィリスの違いがわからなくなります。割とガチで。
全体的に無駄のない作り。監督の才能が光ってます。
M・ナイト・シャマラン監督とブルース・ウィリスがタッグを組んだよ!
ジャンルはまたサスペンスだよ!という映画。
主人公(ブルース・ウィリス)は冴えないおっさん。嫁と一人の息子(ただし両方とぎくしゃくしてる)
冴えないおっさんが列車事故に巻き込まれたところから話が始まります。
ただ一人の生還者となった主人公のところにイライジャ(サミュエル・L・ジャクソン)からの招待状が届いたので、ある日イライジャの元を訪ねてみると…?というところで物語は動き出すのです。
今回非常にネタバレが多くなると思います。
まず、なぜ「中二病をこじらせた」と思ったのか。イライジャが漫画に対して熱すぎる思いを持っているからです。まるで修造のように。
「漫画はいつか起こる現実を表している」「それを世の中に伝えるために漫画はある」「どの文化も大切なことは“絵”で伝えてきた」というトンデモ理論(だと思ったんだって!)で主人公を混乱させる…しかもこのおっさん漫画に対しての思いが強すぎて若干どころかかなり周りに迷惑かけてんだぜ。この息子を誇りに思うって言ってのけた母ちゃんはすごいと思う。
最後の部分にはかなり共感するが。漫画って昔でいえば絵巻物だろ。きっと小説よりも伝わりやすいんじゃないかな。
で、イライジャは「鉄道事故でただ一人生き残ったお前はヒーローに違いない。」と言っちゃうわけですよ。こいつ漫画の読みすぎだろって思うよね?絶対思うよね?イライジャが病気持ちで日常生活を送るのも難しいという部分を考慮しても「こいつ…やばい」って思いますよね?主人公も当然そう思うわけですよ。そりゃそうだ。
主人公の持ってる能力はサイコメトリーに近いのかしらん。他人の意識が読み取れるという部分で。サイコメトリーに超筋力が備われば確かにヒーローになれるわな。
主人公サイドは、夢を断たれた(ことになってる)主人公は生きる目的を失いつつあってもやもや、奥さんはそんな旦那にもやもや、もやもやしてる父を見続けるハメになってもやもやする息子。息子は父親にヒーローでいてほしい。それは当然だろう。だからって「父ちゃん=ヒーロー説」を信じて父ちゃんに拳銃を向けたときはびっくりしたぜ!
紆余曲折あって、新たな能力(サイコメトリー)も開花して、「これは…!」と思った主人公、本当にヒーローになってしまいます。
息子大喜び。そりゃ今まで頼りない父ちゃんだったからな。実は「人を助ける力と優しさを持った頼もしい父ちゃん」だったとなれば、息子との関係もうまくいかないわけがない。主人公は、「家族との絆」と「自分への自信」を取り戻したのです。良かったね。最後のオチまで含めて良い話でしたね。オチの部分は次この映画を観る人のために言わないでおきます。
ただ自分は、オチまで観て、デビルマンを思い出しました。デビルマンは飛鳥より不動の方が好きです。悪魔だとシレーヌが好き。
今回の蛇足
サミュエル・L・ジャクソンは実際に漫画好きだそうです。これが最大のオチだと思いました。
Wikiに「好きな漫画は『ブラック・ラグーン』」と書いてあって、なんだか嬉しくなりました。
あと、時々、ジャン・レノとブルース・ウィリスの違いがわからなくなります。割とガチで。
全体的に無駄のない作り。監督の才能が光ってます。