記憶の場所

観た映画の感想をつれづれなるままに書き連ねるブログ。週1~2本、たまに映画館。

アラン・シャバ監督「ミッション・クレオパトラ」

2013-07-15 23:04:38 | マ行
今度は絶対に英語の映画を借りてくる。今回もフランス語だった。

アラン・シャバ監督「ミッション・クレオパトラ」を観ました。
紀元前のエジプト。クレオパトラとシーザーの意地の張り合いの結果
3ヶ月で城を建てろと命じられた主人公。
無論3ヶ月で建てられるわけはないので、魔法の力を借りようと、
魔法の薬を作れるというガリア人に助けを求めて…と書くと、ファンタジーっぽい
感じがするんだけどね。けどね!
ファンタジーはファンタジーでも、相当くだらないぞこれ!
「くっだらねーwwwww」と思わず叫んじまったぜ!

やたらと舞台背景衣装に力が入ってるからか、余計にくだらなさが目立つ。それがこの映画の良いところなんだよ、きっと。
いろんな映画のパロディがちりばめられてんだろうけど、まだ映画の知識に乏しい身としては、酔拳とスターウォーズしかわからんかった。あとはところどころにちりばめられたメタ発言。
この監督は何がしたくてこの映画を作ったんだろう。そこが謎でならない。
フランス人が思い描くエジプトを映像化するとこうなる…とか?
いやまさか。そんなわけはあるまい。

蛇足。
クレオパトラの衣装が、ミラノコレクションとかパリコレとかそんな感じ。
時代の最先端を行きすぎて凡人にはよくわからないような(でもきっとこれが「おしゃれ」とか「スタイリッシュ」なんだろう)格好だった。嫌いじゃないけど。