記憶の場所

観た映画の感想をつれづれなるままに書き連ねるブログ。週1~2本、たまに映画館。

クリスチャン・ヴォルクマン監督「ルネッサンス」

2013-08-06 20:46:05 | ラ行
ぬるぬる動くよ!

クリスチャン・ヴォルクマン監督「ルネッサンス」
全編白黒のアニメ映画。モーションキャプチャーがフル稼働。だからかな。アニメの割にぬるぬる動く。
ストーリーは月並みなんじゃないかな。企業の陰謀と謎の女。とにかくこの映画の特徴は、「全編が白黒映画」ということに尽きる。
最近だと、「フランケン・ウィニー」が全編白黒3D映画ということで話題になったけど、そういう生ぬるい白黒じゃないんだよ。とにかく"白"と"黒"。カラー映像を白黒にしたんじゃなくて、すべてのものが白か黒に塗りつぶされている世界。慣れるまでは目が痛い。
面白いけど、目がちかちかしてくるのと、白黒のせいで余計にキャラの区別がつきにくい。
発想は良いんだけどなー。見づらさだけはなんとかならんかなー。ということで、
かなり人を選ぶ映画だなとは思いました。

蛇足
小山力也さんの声を聴くと、もう頭の中ではジャックが24時間追っかけてるか追っかけられている図しか思い出せないので、『24』が日本人にもたらした弊害というか業はかなり重い。