記憶の場所

観た映画の感想をつれづれなるままに書き連ねるブログ。週1~2本、たまに映画館。

サイモン・ウェスト監督「エクスペンダブルズ2」

2015-12-24 06:44:22 | サ行
突っ込みどころに困らない映画。

サイモン・ウェスト監督「エクスペンダブルズ2」
前回に引き続き冬の筋肉男祭り。

ストーリーは前作同様無きに等しいというか、一行で説明できるレベル。
この映画はストーリーを楽しむ映画ではない。ただただアクションを楽しむ映画だからそれはそれで良い。

シルベスター・スタローン×ブルース・ウィリス×アーノルド・シュワルツェネッガーのチーム戦は素晴らしい。こんなん敵に回したら勝てるわけないじゃん。この3人がそろった時点で敵は詰んでる。
おまけにそこにほかにも名だたる筋肉ダルマたちが揃ってるんだ。敵さんはこの時点で白旗あげるレベル。

相変わらずジェイソン・ステイサムのアクションに見ごたえあり。この人だけ映画じゃなくてアクションゲーム観てる気分になる。投げナイフも相変わらずキレてるし、僧衣姿でアクションってそれ本当にどこのゲームだよ。
あとはスーツ姿で戦うブルース・ウィリスかな。やっぱり「ダイ・ハード」のイメージが強すぎて、白タンクな気がする。

そしてこの映画で突っ込むところはそこじゃない。シュワちゃんと一級フラグ建築士の存在だろう。
ビリーくん、開始数分でまさかのテンプレフラグ建築(俺、この戦いが終わったら彼女のもとに帰るんだ…。もう殺しは嫌だ…。)あまりに見事な建築っぷりに笑いが止まらんかった。ごめんねビリーくん。
そしてことあるごとにターミネーターを出してくるシュワちゃん。「戻るぞ」「戻ったぞ」「武器補充して戻るぞ」でブルース・ウィリスに「戻りすぎだろ」って突っ込まれてたからね。視聴者の気持ちを全て代弁してくれたよブルース。
冒頭の「溶鉱炉で溶かすぞ(これ原語だと「you terminate」らしい。そのまんまw)」も良かった。

これは3にも期待が持てる。


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