記憶の場所

観た映画の感想をつれづれなるままに書き連ねるブログ。週1~2本、たまに映画館。

ジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督「キングコング・髑髏島の巨神」

2017-04-17 20:39:27 | カ行
綺麗なサミュエル・L・ジャクソンかと思ったらそうでもなかった。

ジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督「キングコング・髑髏島の巨神」
怪獣好きが高じて観に行ったんですが、ストーリー的にはとても良かったんだけど、吹替が…。やっぱり字幕がいいな。

というのは置いといて。
ゴリラが大暴れする映画。
ゴリラがとにかく大暴れする映画。
ゴリラが大暴れしてヘリを潰したりトカゲと戦ったりする映画。
まーねいきなり人の家に上がりこんで爆弾落とし始めたらそりゃいくら神としてあがめられている心優しいキングコングさんも怒りますわ。

開始早々「モナーク」という単語が出てきてそわそわ。そわそわそわそわ。今度ハリウッド版ゴジラ見直すわ。
大嵐の中に突っ込んでいくところでそわそわ。ラピュタか。
ヘリ部隊がキングコングと対峙するところでそわそわ。このシーンめっちゃかっこいい。夕日に浮かび上がるコングのシルエット。
どこかで見たことがあると思ったら「地獄の黙示録」のオマージュだった。

髑髏島の生き物が観てて楽しいんですよ。いやねそりゃね「この島では人類が最弱(うろ覚え)」なんて言うものだから正直危険な生き物の方が多かったんだけど、ナウシカの蟲とかハリポタの不思議生物とかハンターハンターの生き物とか大好きなので、今回のような空想上の生き物は観てて楽しいんですよ。怖いけど。ちょっとビビったけど。

基本的に登場人物は綺麗にフラグを回収してくれる。一級フラグ建築士の皆様ばかり。
大佐役がサミュエル・L・ジャクソンで「今回はまともなサミュエルだ!」と思ったらそうでもなかった。いつもの感じだった。
でもこの前のサミュエル・L・ジャクソンよりはまともだった。この前はミス・ペレグリンだったからな…。
そういう意味でモーガン・フリーマンとサミュエル・L・ジャクソンは綺麗にキャラクターのすみわけができている気がする。
そして今回はシェー・ウィガム扮するコールについて触れないわけにはいきませんね!あんなにきれいに燃え尽きた人(文字通り)久しぶりに見た。
「コール…」→「コール!」→「コール!?」ってなる。アホの子は最後までアホの子だった。

もう公開期間はそんなにないだろうけど、これを読んだ人がまだキングコングを観ていないというのであれば、そしてこれから観るというのであれば、
これだけは絶対に言いたい。
エンドロール後まで、絶対に、見た方がいい。
特に「モナーク」と聴いてピンときた人は最後まで絶対に観た方がいい。絶対にだ。

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