記憶の場所

観た映画の感想をつれづれなるままに書き連ねるブログ。週1~2本、たまに映画館。

ロベルト・シュヴェンケ監督「RED」

2017-10-22 21:58:46 | ラ行
最近大作とか話題作とか有名作品が多いのはAmazonプライムで観ているから。

ロベルト・シュヴェンケ監督「RED」
ブルース・ウィリスが大暴れ……しないな。ブルース・ウィリスにしてはおとなしい部類だと思う。
如何せん他の人たちの印象が強すぎて……。

どれがジョン・マルコヴィッチだっけと考えながら観ていたが結局wiki先生に頼らざるを得ず、マーヴィンがそうかと知って納得というか何というか。
あのチームの中では断トツのインパクトでしたよ。いろんな意味で。
そういや「マルコヴィッチの穴」ってもう20年くらい前の映画なんだね。昔観たことあるけどいまだによくわからない。

RED=引退した超危険人物、の呼び名のとおり、お前ら本当に年金受給者かよと言いたくなるような活躍を見せてくれるので
楽しいのですが、これってアクション”コメディ”だったかな?と思うくらいに笑いたくなるシーンも。
VS不動産業者は楽しかったです。何を言っているかわからないと思うけれどもVS不動産業者です。

個人的にはイヴァンを推したい。イケメン度ならジョー(モーガン・フリーマン)の方が上なんだけど、行動的にはイヴァンの方が格好良い、というか、スタイリッシュ。スタイリッシュ系ロシアンスパイ。
イヴァンとヴィクトリアがかっこよすぎで死ねる。あの2人だけでスピンオフ作ってほしい。

漫画家の田村由美の短編集に「きねづかん」っていう話がある。それこそもう退職して年金で暮らしているような年齢のおじいちゃんおばあちゃんがそれぞれの知識やら能力やらを使って悪人を成敗してしまう話なのだが、その話を壮大にすると、こうなる。
短編の方も面白いからぜひ読んでほしい。


蛇足
最後のキスシーンはいらない。あれか、キスシーンを挟まないと死んでしまう病にでも罹っているのか。

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