NPO法人 地域福祉協会

清掃事業  森林事業(植栽・剪定)

魚津市低山帯における潜在自然植生について。

2017-11-16 | コラム
かつて
本会は
県農業研究所の塩谷先生と
魚津桃山運動公園の森林植生を観察した。

惜しまれることに
先生は早逝されたが
その志を継承せねばならぬ。

その観察会で
桃山は
アカマツやミズナラの二次林だったが
林床には
ヤブコウジ、ヒサカキなどが生えていた。


「その地方に極相として照葉樹林が成立するかどうかを知るには、いろいろな観察の方法がある。クヌギ・コナラ林やアカマツ林などの二次林内に、シイ(スダジイ)やカシ類の幼木を見れば、遷移の方向を推測できる。スギやヒノキの造林地の林床に、マンリョウやヒサカキ、ヤブコウジなどが生えていれば、そこの極相は照葉樹林であろうと判断できる。」図説 日本の植生 沼田眞 岩瀬徹 講談社学術文庫 より

つまり
魚津桃山運動公園などの
里山、低山帯の
潜在自然植生は
常緑広葉樹林であったのではないか。

立山の森林研究所周辺は
ウラジロガシ林であった。

もう少し精緻に植生観察を実施すれば
昔の原植生や
将来の植生が推測できるのではないかと思います。


おわり

高橋記

世に跳梁跋扈する不自然な幸せ感の演出について。

2017-11-16 | コラム
いわゆるポエム系
若林氏の指摘するエンジョイハラスメント
不自然な多幸感の演出といった

新興宗教にありがちな
とって着けた陽気さが

末法の世が顕在しているにも拘わらず
跳梁跋扈している。

私は
ボランティアやNPO部門に
未だに残存する
そういった偽善的な
かっこつけな
参加したくないイベント系な
活動が

昔から大嫌いだ。


だから
ほとんどのNPO活動には
違和感しか感じない(何かっこつけとらんよ、だらめという感じ)。

むしろ
お笑い芸人さんや
芸能人の人々のほうが
好きだし尊敬している。


とにかく
不自然な陽気さは
要らない。

漆黒の闇に
一条の光が射すのである(意味不明)。


おわり


高橋記