NPO法人 地域福祉協会

清掃事業  森林事業(植栽・剪定)

社会福祉の対象論。 -穀潰し肯定論序説-

2019-12-13 | コラム

最近の

事務次官の息子さん事件については

現代社会の病根を示す

絶望的な事件として

多くの人々が心を痛めていることでしょう。

 

 

家族さまは

ゲームに明け暮れる息子さんを

自立させ

何らかの仕事に就くことを促し

心配し

焦ったと思います。

 

 

 

しかし

古来

社会には

一定の割合で

穀潰し系の人々が存在し

家で遊んで暮らす人々を

柔かく包摂していたのです。

 

 

 

芸術文化、学問宗教に携わる人々も

穀潰しといえば

穀潰しであります。

 

 

 

マルクス主義的な分析では

社会福祉政策を

資本主義維持、延命のための

穀潰し的な人々への飴である

との対象論があります。

 

 

 

マルクス主義の生産至上主義においては

工業労働者が救済のメインターゲットであり

その過酷な労働による疾病(健康保険)

短い現役と長い老後に対する年金

不安定な雇用に対する失業保険が

用意されたので

 

社会福祉政策そのものは

社会政策の補完であるとされました。

 

 

 

 

しかし

事務次官さまのファミリーは

お兄様一人ぐらい

ゲームをして

遊んで暮らしても良いはずでした。

 

 

 

なので

穀潰しでも

だめ人間でも

大らかに家族や地域で

過ごせばどうでしょうか。

 

 

 

社会に貢献せんなんという

強迫観念は要りません。

 

 

 

私は

何ら社会貢献しておらず

社会に迷惑を掛けてきました。

 

 

 

すなわち

社会福祉本質論における

穀潰し対象論は

その意味で

近代社会の不寛容さを表す

謬説であり

 

穀潰しな人々を肯定し

道徳で裁断することのない

多様性社会を復活すべきです。

 

 

 

そのファミリーに富があり

一人二人養うことが

出来るなら

堂々と

穀潰し的なライフスタイルを

生きれば良いです。

 

 

 

 

賃金労働が

全てではありません。

 

 

高齢者でも

車椅子な移動でも

寝たきりで意識が無くても

専業主婦でも

芸術家でも

音楽家でも

ふーてんでも

何でも生きていれば

良いのであります。

 

 

 

 

おわり

 

 

 

高橋記(ケアマネ・社会福祉主事)

 

 

 


りんごの森の子猫たち

2019-12-13 | 音楽

りんごの森の子猫たち


活動の記録。

2019-12-13 | 報告

日時:12月13日

内容:清掃(経田駅前トイレ)。事務(2018年度事業報告書作成。プリンターが毀損され終了)。

 

 

感想:

近代社会と

人間の本性は

相性が良くないです。

 

 

よって

ロマンスカーに突入して

激しい生を終えていく方が

おられます。

 

 

近代の学校、工場、医療・福祉施設は

監獄であります(フーコー)。

 

 

 

参考文献:ミシェル・フーコー「監獄の誕生」

 

 

 

終わり

 

 

 

高橋記(ポストモダン)


政治家と政党。-終焉の序章-

2019-12-13 | コラム

国家と地方自治体を

実際に運営しているのは

官僚であり

行政である。

 

 

政治家は

よっぽどの実力者でないと

ロビー活動しても

あまり

力になって貰えない。

 

 

政党は

今現在

様々な言論活動を行っているが

やはり

諸君や正論

前衛や世界のような

自己完結した世界観

宗教団体のような感じに

収斂していくようだ。

 

 

 

昔から立花さんのユーチューブを見ていたし

山本さん(れいわ)の活躍には

敬意を表すが

 

最終的には

行政の首長(知事、総理)に

ならないと

あまり行政の現実に寄与できない

だろう。

 

 

すなわち

本来は

各種の職業の方々

宗教者から一般庶民までが

一堂に会して

審議する場が

議会であり

 

何らかの職業を有している

ボランティアが

議員というものなのである。

 

 

政党も

トーリーとホイッグ

ジャコバンとジロンドのように

 

おかしな

偏狭な政治思想を有した

圧力団体が始源であって

 

そのようなものは

本来

必要がないものだ。

 

 

イデオロギーや

政治思想は

 

ある種の個人的思惑に過ぎず

 

それに殉ずるのは

 

大塩平八郎から

三島に至るまで

 

やはり

間違った道である。

 

 

よって

社会民主主義という

ベルンシュタインや

フェビアン協会的な

漸進主義的な社会主義を掲げる

社民党

 

テロを容認する共産党

 

自由と民主主義の自民党

 

 

その他政党の皆様は

その高い給料に自足して

国民、庶民の懊悩を

ほったらかしているため 

 

歴史的に終焉を

迎えることに

なるだろう。

 

 

 

今後は

行政の皆様と

 

公益法人、企業、地域住民が

協働で政治を動かす方が良いのである。

 

 

これは

私の個人的な説であります。

 

 

 

 

 

 

高橋記(元自民党員)