正司敏江 , とんぼり人生 , VAP 10283-07(B 10283) , 1987.11
日時:9月18日
内容:清掃(富山市お客様)。地域ケア推進事業。
感想:
日本共産党様は
公式に
暴力革命を否定された。
しかし
マルクス·レーニン主義は
理論と実践において
暴力革命を為し遂げてきた。
ロシア、中国、抗日パルチザン
ポル・ポト、トロツキー、ゲバラ等。
その意味で
日本共産党様の非暴力路線
それがベルンシュタイン的日和見修正主義との
批判を受けるとしても
革命的な21テーゼである。
そして
意外にも
その宣言は
日本の尊王斥覇
尊王倒幕
王道(天皇の徳治)を撰び
覇道(武士の幕府)を棄てる道と
規を一にする。
但し
明治維新の尊王思想は
孟子の日和見修正主義(放伐論)により
暴力革命容認論に堕落し
薩摩長州、新政府の戊辰戦争へと繋がった。
ここにおいて彰かなことは
孔子と孟子は
別の思想家であり
孟子に
さかしらの漢意があっても
孔子には
明けき大和魂と
通底する誠があるということである。
すなわち
本居宣長は
勉強不足であり
その学問体系は
自意識過剰な妄想の如き
戯れ言である(宣長は、日本を中華そのものとし、本家中国を蛮族と規定するに至る)。
いずれにせよ
社会変革の手段としての暴力、テロ、戦争は
全て否定せねばならぬ。
その意味で
尊王思想が
本来は孔子の思想
武断政治、武士の世ではない
王道、徳治主義
を目指していたことを
心に留めねばなるまい。
おわり
高橋記(尊敬する人:伊藤仁斎)