山から木を切り出して炭小屋まで持ち帰ると、炭木に使うものは約70㌢の長さに切る。
直径が5~6㌢以下のものは炭木に使わないで炭木の上に乗せる枝木にするので適当な
長さに切断する。枝木は炭窯に隙間が出来ないよう出来るだけ詰める、いい炭が焼き上
がる。だから枝木は長短織り交ぜたものを必要とする。
直径10㌢以上のものはエンジン式の薪割木で割る。この機械の力は強く直径が40㌢近
くのものでも難なく割ってくれる。力は強いが木には捻れた物や節などの難敵がおり割
る方向を見定められる人でないと綺麗に割れない。
幾ら大きな木でも正目のものは綺麗に割れるので気持ちがいい。