桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

炭焼き2日目

2017年10月17日 17時35分57秒 | 活動報告

ここのところ,暫くは雨に迎えられた朝だったが曇天に近いとはいえ久しぶりに降りもの

はなかった。昨日、火入れをして初めての朝6時、焚き木は燃え切っていたが燠(おき)

は残っていたため焚き木を追加して窯の温めを続行する。9時ころには煙の勢いが強

く温める速度を落とすために煙突に置くさんだらぽっちとの間に入れていた枝を取り

煙突を密閉状態にする。以後、夕方までゆっくりとした温度上昇を続け69℃まで上が

った。

さんだらぼっち・・・語源は桟俵(さんだわら)と思われ、俵の両端の口に当てる円形の

藁蓋のこと。各地方での呼び方は以下の通り。俵バイシ(岩手県)、サダラ(秋田県)、

サンバイシ・サンバス(新潟県)、バヤシ(埼玉県)、俵バセ・バセ・サンバアテ(長野県)

俵バシ(愛知県)、サドウラ(香川県)などである。