曇天、時々薄寒い風。炭小屋の煙道から出る煙は煙突に、そして外に吐き出される
が風が谷の下の方に吹くと外に出し切れなくなり小屋内部に滞留する。今日のケース
は私が経験した中では最悪の状態だった。炭木に火が点くころ煙には多少の刺激臭
はがあるものだが、今日の場合は特別だった。小屋に入り5㍍ほど先の煙道で温度を計
ろうと入った所、到着と同時に目・喉ともに我慢の限界を超え温度測定どころではなく
なり這う這うの体で小屋の外に避難する。シャッターやサッシを全開にして煙を外に出
す。温度は69℃->78℃と順調に上がり木酢液の採取を開始する。夕方に83℃を確
認、通風孔を少し閉じて一応、炭木に点火したものとする。焚口の閉鎖は明朝の予定。
夕方には風も収まり煙突からの煙はいい感じで上がっていた。
風で煙が下に押されている
煙地獄
木酢液採取
夕方は穏やかな煙