炭焼きをすると木炭と副産物の木酢液がある。それに少量ではあるが純粋の木灰があ
る。私たちは木灰を窯の補修や目塗に利用しており、価値の高いものと考えている。
昔なら火鉢やこたつの必需品として家庭で作られていたが今は極少数の人にしか必要
のないものになってしまった。だから必要な人には入手しにくいものになっている。
木灰は肥料にもなるから農業で利用されてきたがこれも今では別のものにとって変わら
れている。灰と同じく商品としていないものに、小さく欠けてしまった炭に灰が交じったも
のがある。
これについても少し手を加え利用目的を明確にした商品に仕上げられれば欲している
人に山の恩恵をお裾分けできるのではないかと、ぼんやり考えている。
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