桑炭会に参加する前、経験したことのない炭焼きに興味を抱き自分でもするこ
とができないのか調べてみた。市販の炭焼きに関する本を参考にして得られた
もので現実的な方法は
①伏せ焼き
②ドラム缶窯の二つだった。伏せ焼きは穴を掘り生木を並べ火を点けて生木に
火がついたらトタン板を被せ煙突を出し後は土をかけて蒸し焼きにする。
ドラム缶窯は基本的には普通の炭窯と同じで、寝転がしたドラム缶の前部は石
炭缶で作った焚き口、後部には煙突をつけ全体を土で覆う。どちらもやってみ
たが①は雑で『消し炭』のようなものしかできなかった。
②の行程は普通の窯と同じで未経験者にとっては煙の色などの見極めが難しく、
半焼けの炭で重いもの、焼け過ぎで消し炭のようなものを作りながら徐々に炭
らしきものになっていった。
難しかったのは最終の籠める作業で、密閉したつもりになっていてもいつも何
処かから空気が入っていたようで完全に消火できなかった。そのため、最終は
取り出した炭に土を被せて強制消火させたりしてみた。試行錯誤の結果、出来
上がった木炭は自分で使用するものだからと妥協できるレベルになった。
こうする内に桑炭会の存在を知り入会の運びとなった。
あれから・・・・であるが腕は一向に上がらず当時と変わりないのは不甲斐な
い。それでも続ければ何とかなるのではないかと続けている。
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