年が明けて7日過ぎ正月気分も抜け、いざ出陣。天気予報の裏をかいた
かのように雲間から薄明るい日差しが見える。小屋に到着するとそれぞ
れが新年の言葉を交わす。今年、最初の行事は作業の安全を願い、紙
コップに注がれたお神酒を頂く。焚口を壊し窯出しを開始する。
閉鎖してから日数が立っているので窯の中は温度が下がっているとは言
え、体を動かすと汗がじわっと滲む。窯の中での作業と並行して炭木づく
りを行うが天気は下り坂、時折強い風に混じり雨模様となる。条件の悪い
中での作業になったが、これも暮れの内に山から材料を持ち帰っていた
からこそ出来るのである。午前の内に窯出しを終え298kg、その内カシ炭
が約190kg。受注残の消化への寄与はあるが注残を減らすと次の注文が
追いかけてくる状態はあまり変わらず。
窯出し後、直ちに窯立てを開始するが炭木づくりが間に合わず割木を
使うところにも丸太のカシ材を代用して立てていく。3時30分、夕方から
始まる新年会のために作業終了とし、残りは9日に行うことにする。新年
会は延長時間を含み3時間もワイワイガヤガヤ、楽しい時間だった。
3/4くらい立てたところで終わり
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