著者 松浦 寿輝(ひさき)
失われた駒を求めて、東京からシンガポール、マレーシア、アメリカへ ……。
旅の終わりに主人公がたどり着いた真実とは?
戦死した駒師が遺した傑作はどこへ?
棋士の夢破れた青年が、再起をかけてその行方を追う!
幻の将棋駒をめぐる希望と再生の物語。
>ふつうの町で ふつうに生きて死んでゆく……
ひょっとしたら それが、一人の人間が手に入れることのできる最高の幸せ、
あるいは贅沢なのかもしれない。
だとしたら、この「ふつう」を人に禁じ、それを不可能にしてしまうのが、
戦争という人類の犯す最大の愚行の、もっとも残酷な本質なのに違いない。
久しぶりにワクワクして読みました~🙂
とっても良かったです !!
コブシの花…