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 本は私の人生の友・・・

『無月の譜』

2022年03月21日 | 

著者 松浦 寿輝(ひさき)

 

失われた駒を求めて、東京からシンガポール、マレーシア、アメリカへ  ……。

旅の終わりに主人公がたどり着いた真実とは?

戦死した駒師が遺した傑作はどこへ?

棋士の夢破れた青年が、再起をかけてその行方を追う!

幻の将棋駒をめぐる希望と再生の物語。

 

>ふつうの町で ふつうに生きて死んでゆく……

ひょっとしたら それが、一人の人間が手に入れることのできる最高の幸せ、

あるいは贅沢なのかもしれない。

だとしたら、この「ふつう」を人に禁じ、それを不可能にしてしまうのが、

戦争という人類の犯す最大の愚行の、もっとも残酷な本質なのに違いない。

 

久しぶりにワクワクして読みました~🙂

とっても良かったです !!

 

コブシの花…