"変人"ならまだしも、"変態"ですよ
ヘンタイになんて全く興味はないが、、、、、
2004年、カンヌ映画祭やトロント映画祭で出品、上映され
賛否両論話題となった作品
ということでちょっと興味があって、この度DVDがリリースされたので観てみた
色んな種類の変態がウヨウヨいる、怪しい村の話かと思いきや。
ヘンタイというよりもキチガイオヤジ村!!
特に、ストーリーの核となる、宿のジイさんがかなりアヤしい人物
途中までは、何が起るんだろう??という興味で引きつけられていく。
ラストに向けては大体の想像はついたけど、そんなにスゴいって衝激もなく小激という程度かな。
結果から言っちゃえば、かなりどうでもいい話でした! (笑
宣伝文句を見ると。。。
ヨーロッパ全土を震撼させた
映画のタブーを破る、破壊と狂気のラブストーリー
え。
これ、ラブストーリーなの
渋谷ツタヤでは、ジャンルスプラッターのシール貼ってたよ、、、、
ある記事では、"戦慄のホラー”とある。
ハンサムで誰からも好かれる歌手のマルクは、クリスマスライブを終え、
次の目的地である南仏へ移動中車のトラブルで辺鄙な山間の村に迷い込む。
そこで彼を助けたのはペンションを経営する初老男バルテル。
妻に逃げられて以来、孤独の中で生きてきたバルテルはマルクに妻の姿を重ね合わせ執拗に近付いてくる。
この男、どうも様子がおかしい。
ある時散歩の途中でマルクは禁断の村に足を踏み入れてしまう。
そこで彼を待っていたのはこれまた変人たちで・・・・・。
ちょっとネタばれ
マルクを妻だと思い込み、
妻の服を着させ、監禁して自分のものにしようとするこのじいさん。
かわいそうすぎ。
正直、この手の映画に見慣れてしまったワタシには
"よくある言動”にしか思えず、特別びっくりするものではなかった
妻への思いに同乗するというよりは、どう考えても
無抵抗な何の罪もない他人をつかまえて半拷問するその姿見てたら
ムカムカしちゃって、コノヤロー って思いの方が強かった。
バルテルだけじゃなくって、ほかの村の男たちまでも“戻ってきたバルテルの妻”だと思い込んじゃってるのが不思議。
じいさんの妄想じゃないのね。
途中、村人たちのゾンビダンスなんかは、彼らの異常さを現してはいるけど
なんだか村の人たちの描き方が中途半端。
ほとんどが宿のジイさんの物語でしたーーーー。
しかし、あのラストで「愛してる」と言ってしまうマルク、優しすぎじゃない?
4/10
内容的には☆3くらいだけど、、、、
退屈はしないで観れたからまだいい方かナ。。。。?
映画館で観たら、失敗した~と思っていたに違いない
DVD鑑賞ですら、こんなのを観るなら他にもっと観たいのがあったのに~。
ナンテ思ってしまった
1時間半という短さだからよかったけどね☆
DVDレンタルでこれから観る方、
かなり人を選ぶ作品ですので要注意デス
そんなにスプラッター描写はないと思うけど、ちょっと観る人を不快にさせる映画。
ジイさんの、妻への愛の方に感情移入出来る人、どのくらいいるんだろうか。。。。???
amazon 変態村 DVD
CALVAIRE 2004年 ベルギー、フランス、ルクセンブルグ 94min
【STAFF】
監督:ファブリス・ドゥ・ヴェルツ(長編第1作)
脚本:ファブリス・ドゥ・ヴェルツ/ロマン・ブロタ
【cast】ローラン・リュカ(『ポーラX』『ハリー、見知らぬ友人』
/ジャッキーベロワイエ
原題『CALVAIRE』はキリストの【受難】を意味してる。
内容はまさに受難。で、そちらの方が遥かにタイトルとしてあってるけど
それにしても
変態村ってインパクトはスゴすぎ。。。。
ネーミング勝ちですな。(....勝ったのか??)
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