告知
映画監督であり脚本家、小説家の弟、片岡翔の2冊目となる新刊が5月末に新潮社より発売されました
翔お得意の、ファンタジー味も少しありつつ
動物園の存在意義、現実に日々繰り返される事件というリアルな問題、
生きていく中で、本当に大切にすべきものとは、守るべきものとは。
自分の想いは、その選択は。相手にとって本当に正しいことなのか。
読む人にも問いかけてくる物語です。
ぜひ、お手に取ってみてください
あたしのせいで動物園に入れられた「あなた」を、必ず救い出す。どんなことをしても。そう誓った日から、雨子は親友の那智くんとも離れ、ヒグマの飼育員になるため邁進する。だが、それは本当に「あなた」の望むことなのか。大人になった雨子が出した結論は―。真っ直ぐに誰かを想う気持ちが交差する、切なく温かな物語。
松本大洋さん装丁の1冊目「さよなら、ムッシュ」もご好評いただき発売中です