これは自分が殺される同じ1日を何度も繰り返す羽目になるという不思議なホラー。
っていうか、ホラー装ってるけどほとんどホラーじゃない 笑
「今日は残りの人生の最初の一日」。このセリフ、「アメリカン・ビューティー」でも引用されて印象的な言葉。
劇中、部屋のドアに貼られたステッカーにこの言葉がある。
「Today is the first day of the rest of your life 」という、
薬物中毒患者救済機関の施設の設立者であるチャールズ・ディードリッヒの言葉。
海外ではなかなかヒットして(あちらはこういうティーン向けデート映画好きだな〜)
すでに続編も公開済み、日本でも7月12日からの公開が決定。
「ゲット・アウト」「スプリット」のブラムハウス・プロダクションズ。
監督は「パラノーマル・アクティビティ/呪いの印」「ゾンビーワールドへようこそ」のクリストファー・ランドン。
同じ1日を何度も繰り返すホラーってこれまでも2、3本見たことあるけど割とつまらないのが多い、
デジャヴを引き起こして恋愛に引っ掛けるものとして「恋はデジャヴ」とか「バタフライ・エフェクト」
などもあるけれど、そちらは傑作。
本作は途中まで、かったるい繰り返しの映像何度も見せられるのかーってちょっと退屈かもと思ってたら
途中から面白くなってきた。
主演は、「ラ・ラ・ランド」にも出てたという(知らない)ジェシカ・ロース。
カーターに、「ブリングリング」にも出演のイズラエル・ブルサード。
6/10
犯人はかなりどうでもいい感じなんだけど
なかなか面白かった〜これなら続編も見ようかな?でもこれで完結した風なんだけどねー おかしいな
だが、ホラーではない!ホラーとしての怖さ、ゼロ 笑。だからホラー苦手な人は逆にどうぞ。
毎朝、同じ場所で起きた瞬間誰かに殺されて、目覚める。これってゲームみたいなもので、
もちろん殺された瞬間を味わうから最悪の気分の繰り返しになるんだけど、現実には生きてて、また新しく同じ一日を繰り返すことになる。
でもある意味やり直しがきくから、自分の意思で次はこうしようと思えば結果は変わるのだけど
結局どういう風にしても違うやり方で殺されるっていうのが面白くもあり。
もちろん、私を殺したのは誰?!というのが見どころでもあるのだけど
殺す動機としては、主人公の子がアバズレ?(死語)でダメ女だからこそ成り立つ。
ルームメイトや、ちょっと寝た男の子、不倫相手の教授で医者の男、学校のくだらない痩せるための会の会長?
など、怪しい人物は多く、同じ1日をやり直す度に自分のこれまでの人に対する態度が
気になり、改善されていい子になってきて次第に輝いてくる 笑 のが面白い。
この男の子とくっつくのは最初からわかりやすい。
こんな遊び人でもやっぱり女の子は守ってくれる優しい男に弱いのです
それにしても犯人、とってつけたようなアレだし、お面つけて夜に襲ってきたときの体格からして
男だろーあれ。
そして斧も作りものっぽさ全開で。しかもあんな壁にガラスに入って緊急用で斧なんてあるんだーって。笑
興味ある方はこれから公開の続編も合わせてどうぞ!
エンドロール後と、上映前の予告編で続編がちらっと見れます
高飛車でビッチな女子大生が、誕生日の夜に必ずベビー・マスクの何者かに殺される恐怖の1日が繰り返される
HAPPY DEATH DAY 2019年 アメリカ 96min
2019年6月28日より、公開中〜