娘「嫌われ松子さんの本読んだわ劇団ひとりさんリスペクト」
四条大宮の王将本店の隣当たりのビルの五階
一階は食堂三階はサラ金五階がそのマッサージ店だった
入るとカウンターがあり老女が座っている
指名はできない待合室で待つと
制服をきた彼女が出てきた
指名しないけどいつも僕が行くとその娘がでてくる
店は小さな個室が並んでいてその中でマッサージを受ける
マッサージを受ける前に風呂があって
そこに入浴するように促される
風呂をあがると彼女が体を拭いてくれる
部屋に入るとうつぶせになり
マッサージを受けることになる
彼女はとても器用にマッサージをする
壁にはアニエスのポスターが貼ってある
アロマキャンドルのグレープフルーツの香りが部屋を覆う
僕的には
僕的にはマッサージ云々よりこの娘に会いに来ていた
彼女は賢くて物知りでいつも新鮮な気分になるからだ
しかしある時彼女がいなくなり
他の店員に話を訊くと彼女は気が狂ったそうだ
意味もなく笑うのだそうだ
僕は目当ての彼女がいなくなりもうマッサージはいいやと思った
その後四条大宮に訪れたら店はなくなり
違うマッサージ店に変わっていた
僕は王将本店で餃子二人前とチャーハンを食べて
休憩所にDVDを買いに行って家に帰った
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