マイティボンジャックにエンディングがあることは知らなかった
『迷宮組曲 ミロンの大冒険』(めいきゅうくみきょく ミロンのだいぼうけん、英: Milon's Secret Castle)は、1986年11月13日にハドソンから発売されたファミリーコンピュータ用ゲームソフト。
概要
プレイヤーキャラクターの「ミロン」を操作し、魔人マハリトに支配された「ガーランド城」を舞台に、いくつもの迷宮で構成された部屋をくぐり抜けて、城の最上階に君臨するマハリトを倒し、囚われの王女エルシラを救い出すのが目的。
ハドソンのプログラマ笹川敏幸が自らゲームコンセプト・ゲームシナリオ・キャラクターデザイン・効果音製作・プログラミングを手がけ、作曲スタッフの国本剛章・井上大介ら2人、その他に関わった人員を含めても5、6人程度という少数精鋭で作られた。製作期間は約1年半。
「組曲」というタイトルが示すように「音楽」が重要な要素になっており、通常ステージのBGMのワルツを基調にした楽曲や、回数を重ねるごとに充実し最終的には7楽器によるアンサンブルへと発展していくボーナスステージのBGMなどの演出が特徴。
笹川はその後ハドソンの音楽制作部門を率いる立場になったことで自ら続編を立ち上げることが困難となり、2010年に、当時ハドソンに在籍していた高橋名人はインタビューを受けた際、「会社の内外からリメイクや続編を望む声はいまだ多いものの、特に音楽面において本作に遠く及ばないことから企画が形にならない」という旨の発言をしている。ミロンを主人公にしたゲーム自体は本作以降もいくつか製作されているが、いずれもゲーム内容は本作とは大きく異なる。
システム
ゲームはガーランド城の外観から始まり、扉や窓(あるいは一部の壁)から様々な部屋(ステージ)に入ることができる。ミロンは城の外観では1キャラ分の小さな姿で、部屋の中では縦2キャラ分の大きな姿で表現される。
オーソドックスなステージクリア型のアクションゲームではなく、部屋に入る順番は任意で選べ、一度入った部屋にも何度でも入り直すことが出来る。ゲームを進めていく内に城の1階のみだった行動範囲も徐々に広がっていき、入れる部屋(探索範囲)が多くなって行く。そして、城の各所に仕掛けられた様々な謎やギミックを解いていきながら、必要なアイテムや倒すべき敵が存在する場所を探し出し、先へ進むための条件を満たしていかないと、ゲームクリアができないようになっている。
ミロンのアクションは、左右移動・ジャンプ・シャボン玉状の弾「バブル」の発射で、バブルをぶつけて敵キャラクターを攻撃したり、部屋の中の隠された仕掛けを発見したりできる。ライフ制で(作中では「パワー」と呼ばれる)、敵キャラクターの攻撃を受けると減少、0のときに攻撃を受けるとゲームオーバーとなる。左右移動には加速や慣性の概念が存在し、同じ方向に移動し続けることで徐々にミロンのスピードが上がり、そこからジャンプすることで、遠くまで勢いよく飛ぶことができる。また、特定の1ブロック分の地形にミロンを押し付けるように移動し続けることで、そのブロックをズラすことが出来る。
エンディング後は次の周回に入ることが出来るが、周回するごとに敵の攻撃力や耐久力が増加し、難易度が大幅に上がる。8周目のエンディングでは、それまでのエンディングデモの後に、さらにメッセージが表示される。
ミロンの耐久力が低くすぐゲームオーバーになることに加えて、セーブ機能が搭載されていないことから、当時のアクションゲームの例によって難易度はかなり高かった。救済措置としてコンテニューコマンドは用意されていたが、取扱説明書の片隅に分かりづらく記載されていたため、当時コマンドの存在を知る者はごく少数であった。
wikipediaより抜粋
soop「コンティニュー出来ないと思っていた」
ファーファ「持ってるの」
soop「持ってるよ3DSLL版」