ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった東京工業大学栄誉教授の大隅良典さん。
「研究者としてこのうえなく栄誉なこと。ノーベル賞には格別の重さを感じている」と喜びを語られました。
「私は人がやらないことをやろうという興味から、酵母の液胞の研究を始めた。酵母が飢餓に陥ると自分自身のたんぱく質の分解を始める。光学顕微鏡でとらえることができたというのが私の研究の出発点。
オートファジーは、私が研究を始めたときに必ずがんにつながるとか、寿命の問題につながると確信していたわけではない。基礎的な研究はそういう風に展開していくものだと理解してもらいたい」
人が1日に必要なタンパク質は200グラム、
そのうちの70グラムが食べ物から摂取
残りは体内で生成されているそうです。
体内の老廃物が、パーキンソン病やがんの原因になるらしい。
オートファジーの研究がいかされて欲しいです。
「どうにかなるさと思って、興味があることにどんどんチャレンジして欲しい」とおっしゃっていました。