今年の10月に来日された、ベルギー王室のフィリップ国王と、マティルド王妃には、
4人のお子さんがいらっしゃいます。
その3番目のお子さんで、次男のエマニュエル王子(11歳)は発達障がいで、
特別支援学校に通っていらっしゃいます。
このことは国王自身から国民へ公表され、
国民は、エマニュエル王子のことを、暖かく見守っているのだそうです。
私はこのことを知った時、何て素晴らしい国王様ご夫妻なのだろう!と感動しました。
フィリップ国王は、時間が許す限り、エマニュエル王子の送迎も、自らおやりになっていらっしゃるとのこと。
送迎の様子を、画像で拝見致しましたが、
国王自身が、エマニュエル王子との時間を、大切になさっていらしゃる様子が伝わってきました。
王様が、ご自分の息子さんの発達障害を公表されたことで、ベルギー国民の多くの方が、
感動されたと思います。
特に、障がい児の親御さんは、大きく励まされ、勇気が湧いてきたことでしょう。
素晴らしいことだと思います。
そして、このことがきっかけで、ベルギーの特別支援教育は、一気に質が上がったことでしょう。