最近、上京する機会があり、久しぶりに平日の電車に乗りました。
都内で用事を済ませて、地下鉄のホームで電車を待っていましたら、
小学生の子ども達に会いました。
校章の入った制服を着ていましたので、おそらく私立の小学校だと思われます。
そして、新しいランドセルと背丈から察して、おそらく1年生だと思いました。
東京では、小学校のうちから、電車で学校に通うのだな~と思い、少々驚いたのですが、
何より驚いたのは、その子ども達の、お行儀の良さです。
大きな声で騒がない、白線の内側を真っ直ぐ歩く~など、
マナーの良さが印象に残りました。
おそらく、ご家庭の躾や、学校の教育が素晴らしいのでしょう。
なんだか、清々しい気持ちになりました。
地下鉄を何回か乗り換えて、最後に、地元の駅へと通じる電車に乗りました。
途中の駅から、高校生くらいの女の子が乗って来ました。
色白で、目がパッチリとした、可愛らしいダウン症の女の子です。
その女の子は、席に座ると、すぐにスマホをいじりだしたのですが、
5秒に1度は、外の景色を確認しているように見えました。
降りる駅を間違えないように、きっと自分で気をつけているのでしょう。
1人で電車に乗って学校に通う~と云う毎日を、緊張感と誇りを持って
送っているのだな~と思いました。
私は「頑張っているね、偉いね。」と心の中で呟いたのでした。