ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

3年生男子の言葉が感慨深い

2019-06-17 | ピアノ教室

ケン君(小3)は、3人兄弟の真ん中の男の子です。

6年生のお兄ちゃんと、3歳の弟がいます。

お兄ちゃんは広汎性発達障がい、
そして弟君は、3歳になったばかり。

そのせいか、ケン君は非常に聞き分けが良く、
ピアノも真面目に練習してきます。

もともとの性格が、実直なのでしょう。

 

先日のレッスンの時も、きちんと練習してきたので、

「ケン君は、いつも真面目に練習して偉いね。
練習の回数も、ちゃんと守ってくれて、先生嬉しいな~

と褒めました。

するとケン君は、とても嬉しそうなお顔で頷いてくれました。

 

「ケン君は、いつも何時頃に練習するの?」と尋ねると

「夕御飯の前にやっています。」とのこと。

「お母さんが、御飯の前に練習しなさい~って言うの?」

「はい。」

「それで、ケン君は練習するんだね。」

「はい。」

「お母さんが言って、すぐに練習するなんて偉いね。」

「はい。」

ケン君は、習い初めて もうすぐ1年になるのですが、
いつも礼儀正しく、ちゃんと「はい。」と答えるのです。

「お母さんの言う事を よくきいて、本当にお利口ですね。
どうしてケン君は、そんなに良い子なのかな~?」

「それは、お母さんに育ててもらっているからです。」

 

凄い素晴らし過ぎます

なんだかジーンときて、私は泣きそうになりました。

 

ケン君が玄関を出た後、
お迎えに来られたお母様に、そのことをお伝えしました。

お母様も、とても感動していました。

何だか、心が洗われたような~感慨深いケン君のレッスンでした。


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