先週の土曜日、テツ君(ADHD児・小5)のレッスンの時のことです。
「テツ君、練習してきましたか?」と、私はテツ君に尋ねてみました。
するとテツ君は、小さな声で言いました。
「はい、3回練習しました。」
「まあ3日も練習して来たの? 凄いね。ありがとう
」
「。。。実は2回です。」
「2日でも、先生は嬉しいなぁ。」
「。。。本当は、1回です。」
「そうなの?でも、練習してきただけでも嬉しいよ。」
こんな感じでレッスンが始まり、テツ君は弾き始めたのですが、
テツ君は、しどろもどろで全く弾けず。。。
「本当はゼロでした。。。」と、本当の事を言ってくれました(笑)
とはいえ、レッスンの最中は、非常に集中してくれて、
テツ君は、結局2ページの曲を間違えずに弾けるようになりました。
でも、練習をせずにレッスンに来たテツ君に、
合格シールを貼ることは出来ません(キッパリ)
「次のレッスンまでに、1回でもいいから練習してね
じゃないと、どんなに上手に弾けても合格出来ないよ。」
と、約束させたのでした。
そして、1週間は瞬く間に過ぎ。。。
昨日の夜遅くに、テツ君のお母様からメールがありました。
“1週間は本当にあっという間で、
テツも今日になって「練習してない!」と焦ってました。
1回でも練習すると、毎日やったかのようにアピールするんですがね。
土曜日は、どうぞよろしくお願い致します。”
と書いてありました。
テツ君、昨日は練習してくれたのかな?
明日が楽しみだなぁ。。。