T君(高1)は、超進学校に通っていて、
かなり厳しい運動部にも入っているのですが、
ピアノは続けてくれています。
そんなT君は、
先月からトルコ行進曲を練習しています。
なので先日も、私はT君の傍に座り、
T君が弾くトルコ行進曲を聴いていました。
すると、急にミノ君の事を思い出し、
涙が出そうになりました。
ミノ君というのは、
数年前まで指導していた男の子です。
奇しくも、T君の先輩になります。
ミノ君は、
小学校の頃から何度も不登校を繰り返し、
高校生の頃は、出席日数が足りない為、
何度も留年の危機がありました。
学校に行けない時も、
ピアノには必ず通ってくれていましたので、
私は、不登校のことは全く知りません~
という振りをして、
ずっとレッスンを行ってきました。
ミノ君も、不登校の事を
私に知られたくなかったのでしょう、
レッスンに来る時は、必ず制服姿でした。
学校の帰りに寄りました~といった雰囲気で。
そんな頃、ミノ君にも
トルコ行進曲のレッスンをしました。
発表会に弾かせようかな~
と思いながらだったので、
何度も何度もレッスンしたと思います。
その時に交わした会話、
ミノ君が弾いている姿~
そんな事を思い出すと同時に、
あの頃ミノ君は、
どんな気持でレッスンに来ていたのだろう。。。
そう思うと、鼻の奥がツンとしました。
そんなミノ君ですが、去年、
一浪の末、見事某国立大学に合格し、
今は立派な大学生になっています。
どんなに紆余曲折があっても、
子どもはちゃんと成長するんだな~と、
改めて思うのでした。
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