先月のことです。
ある日、携帯にショートメールが届きました。
名前を見ると、ミノル君からでした。
ミノル君は、4歳から高3まで私の教室に通っていた生徒さんです。
小学生の頃から度々不登校になり、
高校生の頃は出席日数が足りずに、何度も留年の危機がありました。
昨年、無事に高校を卒業してからは、浪人していると伺っていたのです。
今年の春からは、大学生になったのかな。。。
私はずっと心配していました。
何度も、ミノル君に連絡しようとしては止めて。。。
そんな事が繰り返されて、月日だけが経ちました。
さて、ショートメールを読んでみると
「お久しぶりです。
僕は今、◯◯大学に入学して、独り暮らしをしています。」
と書いてありました。
◯◯大学というのは、地方の国立大学です。
「本当は、合格が決まった時に、
すぐにお知らせするべきでしたが、
不本意な結果だったので、先延ばしにしてしまいました。」
と書いてありましたが、
私は、本当に素晴らしい事だと思いました。
ギリギリの日数しか高校に行かず、
浪人中も予備校には ほとんど行かず、
それでいて、国立大学に入学出来たなんて、
聡明なミノル君ならではの快挙だと思います。
「最近、キーボードを買ったので、
これからもピアノは弾いていきます。」
「ピアノを弾いているとレッスンの事を思い出して
懐かしいなぁと、また習いにいきたいなぁと感じます。」
そして、
「先生もどうかお元気でお過ごしください。」
と結ばれていました。
今年、一番嬉しかったメールです。
何度読み返しても涙が出ます。
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