ルイ君(特別支援校中3)のレッスン中の出来事です。
夏休みの終わり頃の出来事ですが、
書こうと思いながら今になってしまいました。
その日、ルイ君は調子が悪く、
ピアノに座っても、下を向いてばかりいました。
時折、「だめなんです。。。」と呟きます。
こんな時は、無理にレッスンを行わない方が良いと思い、
「ルイ君、先生と一緒に『アルゼンチン』について調べてみない?」
と誘ってみました。
ちょうど、ギロックの【アルゼンチン】が仕上がった頃だったし、
ルイ君は、地理にも興味があるのです。
そして、ルイ君は字を書くのが何より好きなので、
調べた事を箇条書きで書かせようと思ったのです。
「まず、アルゼンチンの首都を調べましょう。」
私がそう言うと、ルイ君は私のスマホで調べました。
そして、嬉しそうに、
「首都は、ブエノスアイレスですね。」と言いました。
なので、
「アルゼンチン」
首都。。。ブエノスアイレス
と書かせました。
次に、「人口を調べてね。」と言うと、
ルイ君は、「4538万人です。」と答えました。
ルイ君は綺麗な字で
人口。。。4538万人
と書きました。
その後、人口密度、標高、言語などを調べて書かせました。
ルイ君は嬉しそうに、全てきちんと書きました。
私は思い付いて
「日本はどうだろうね?」と尋ねました。
「日本も調べたいです。」とルイ君。
しかし、ちょうどその時、お母様がお迎えに来られました。
そして、次の順番のマサ君もレッスン室に入って来ました。
「ルイ君、じゃあ、日本の事は宿題にしましょうか。」
「はい。宿題にします。」
「大変だけど、頑張れますか?」
「楽しいから頑張れます」
私は、書いた紙をお母様に見せました。
お母様は、整然と書かれた紙を見て、
「えっ?これ、ルイが書いたの?」とビックリされました。
「うん。」と、ルイ君は得意そうです。
「綺麗な字で、凄く丁寧に書かれていますね。
全部、ルイ君が書きました。」
と、私も得意になって言いました。
「この横に、日本の事を調べて書くのが宿題です。
ルイ君、どうぞよろしくね。」
「はい。 宿題が楽しみ過ぎる~」
と、笑顔で帰って行きました。
次回に続きます
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