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備北丘陵公園 いい仕事です

2011-10-14 23:35:23 | 山陰・山陽 秋の花旅

 国道184号から54号を経由して、広島県三次市に着いたのが15時頃でした。

 三次市周辺には国営備北丘陵公園をはじめとするフラワースポットが幾つもあります。

 中でも、三次市辻の有名なヒガンバナ群落は、この時期に見ごろを迎えているはずです。

 

 どうしようかな~。

 コンビニに車を停めて、地図を見ながら周遊ルートを考えました。

 今日はお風呂にも入りたいし。

  

 

 しばし熟考の後、今日は備北丘陵公園でコスモスを見て、その後、花の百名山に名を連ねる道後山麓の温泉へ向かうことにしました。

 

 

 

 三次市から備北丘陵公園までは約16キロ。

 

 ナビのままに走り、備北丘陵公園には16時前に到着しました。

  備北丘陵公園では、日本最大級のコスモスのコレクションを主とする秋祭りが開催されていました。

 

 

 

 この公園は、東三瓶フラワーバレーより標高が低いので、予想通り、ピンクのコスモスの季節にはまだ早く、早咲きのキバナコスモスが満開でした。 

 

 花の広場では花のトンネルに、宿根アサガオの青い花がチラホラと花を咲かせていました。

 

 夏はトンネル全体をブルーの花が飾っていたのでしょうか。 

 

 

 花の広場に展望台があり、僅かに咲いていたピンクのコスモスを前景に構図を作ると、最盛期を思わせる写真が撮れました。

  

 本当は目の前に一列しかコスモスは咲いていないのですが・・・ 

 

 入園時にもらったリーフレットを見ると、園内は相当広いようですが、今の季節は花の種類が限られるようです。

 

 閉園時間は17時ですから全を回れる時間はありません。

 

 リーフレット片手に、気の向くままに歩き始めました。

 

  全体の三分の一程度を国兼池が占めているようです。

 その池を跨いで、園内を中国自動車道が貫いています。

 

  

 高速道路と反対方向の大芝生広場に歩を進めました。

 

 メタセコイアの並木が西日を浴びて美しいシルエットを作っていました。

 

 

 大芝生広場の「ちびっこゲレンデ」では子供達が楽しそうにソリ遊びに興じていました。 

 

 こんな斜面を何度も上り下りしたら、帰りの車の中で、子供達はきっと可愛い寝息を聞かせてくれることでしょう。

 

 

 

 

 「きゅうの丘」にはお伽の国のような大型複合遊具が備えられ、これも子供達には楽しいことだと思います。

 

 

 

 札幌の「滝野すずらん丘陵公園」をはじめ、全国各地に同様の国営公園が設けられていますが、子供連れの家族を想定した、花溢れる公園の企画発案者にはいつも敬意を表したくなります。

 

  

 きっと霞が関辺りに勤務する、お役所勤めの誰かさんなんでしょうね。

 

 テレビ番組「お宝探偵団」ではありませんが、「いい仕事をしてますね~」

 

 

 

 備北丘陵公園を退園したのは、閉園時間ジャストの17時でした。

 

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  ヒガンバナの名所  ヒガンバナの観察

 

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東三瓶フラワーバレー

2011-10-14 16:35:35 | 山陰・山陽 秋の花旅

 ヒガンバナの名所として名高い、広島県の「辻」へ向かう途中で、東三瓶フラワーバレーへ立ち寄ることにしました。

 

 

 

 神戸川の人造湖である志津見湖の広大な敷地に、春はポピー、秋はコスモスが咲くそうです。

 

 

 コスモスのシーズンには少し早いと思ったのですが、山の中なので気温が低く、コスモスは早目に咲くかもしれません。

 

 

 神戸川に沿って、国道184号線を遡ります。

 

 爽やかな光景が車窓に流れます。

 

 

 

 

 川に釣り人を見つけました。

 落ち鮎でしょうか。

 

 そういえば今年は鮎を口にしていないな~。

 

 見るからに美しい表情をした川です。

 

 所々に白波が立ち、川底に岩が転がり、鮎の餌となる新鮮な水苔が豊かに育っているように見えます。

 

 

 交通量も少なく、気持ちの良い国道を鼻歌交じりにドライブすると、志津見ダムに出ました。

 

 

 

 

 ダムは平成213月に完成したようですが、貯水湖に水が満ちたときはダムの堤頂から水を排出させ、サイフォン方式で湖の水量を調節する新しい技術が用いられているそうです。

 

 そんな解説板を丁寧に読んでいる途中、まるで遠足に来た小学生みたいな生真面目さに、自分で可笑しくなって、思わず左右を振り返りましたが、ひとっこひとり、周囲に人の姿は見当たりませんでした。

 

 

 志津見ダムでは平成23330日に満水となり、我が国初の「全頂長自由越流」が行われたそうです。

 

 

 これだけの規模で水が落下する、滝のような光景を、他で見ることはできないと思います。

 

 高さ85メートル、幅260メートルのダムの壁を、実際に水が流れ落ちる様を見てみたいものです。

 

 

 今日の志津見湖は、緑色の水を静かに湛えていました。

 

 

 見渡せば、周囲の尾根を湖面に映し、湖が山の狭間に続いていました。

 

 

 ダムから10分も走らぬうちに東三瓶フラワーバレーに到着しました。

  

 志津見大橋上流の湖畔一面にコスモスが咲いていました。

 

6分咲きでしたが、いかにも満開に見えるアングルを探してパチリ。

 

見ごろは10月に入ってからのようです。

 

 

 

 

 志津見大橋のたもとに「うぐいす茶屋」の看板を見つけたので、寄ってみました。  

 鮎を期待していたのですが、残念!

 鮎ではなくて、ヤマメが白い色に塩焼きにされていました。

 ヤマメはあまりにも塩々していました。

 塩分の摂りすぎは体に良くないので、三瓶高原牛乳を注文します。

 

 

 緑に包まれた茶屋で、素朴で新鮮なミルクの味を楽しむことができました。 

 

 

 

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