Hさん「ボールの打痕・・・・・
当たる場所は気にしても
『当たり方』 を気にしたことはなかったですね。」
店長「ですよねー。
ショットマーカーを使っている人を見ますが、
本当な どのような当たりをしているか見るべき なのに
皆さん、当たる場所ばかりを気にしていますね。
ウエッジを使ったショットでは
上に滑っている打痕を「スピンの効く球」と
誤解されている方もいらっしゃいます。
当たる場所 にしても
トゥーヒール方向ばかりでなく
その当たる『高さ』の確認して良いと思います。
ロフトに応じて ボールの当たる高さは変ります。
ロフトが立っているクラブであれば
ある程度 高いトコロに当たりますが
ロフトが寝てくると 当たりは低くなって行きます。
ウエッジであれば ある程度 ダフリ、
地面との接触は仕方がありませんが、
この アドレスの状態を見れば
そうそう 高いトコロには打痕は残らない…筈 です。
今回の話しとは異なるテーマですが、
そのシャフトの硬さ(硬いシャフト) と
その硬さに対するヘッドの重さ
では ソコに当たっちゃうのは仕方がない、
ある種 物理的な法則なのに
それを人間の技巧で変えようとしてる・・・
余計、こんがらがっちゃいますよ。」
Hさん「そうなんですね。」
店長「はい。
先ほどの話しに戻りますけど、
5番/8番のロフトの 同じ長さの同じ硬さの2本のクラブ、
番号はないので 5番のロフトになっているモノ
の方が 『つかまり』は良い です。」
Hさん「わかります。」
店長「そこには スライスも、フックも関係ない訳ですよ。
5番でも両方出ますし、8番でも両方出ます。
確かに ゴルフクラブの打撃部のヘッドの構造から
5番の方を 6番アイアン相当のロフトに開いて打つと
スライスはし易くなりますが、
それでも フックは出せます。
逆に 8番アイアンの方を 7番相当のロフトに閉じて使うと
フックはし易くなりますが、
それも同じく スライスにするコトも可能です。
ロフトを開く と 軌道/ヘッドパスに対して開く は
いとこ 位の関係で親和性は高い ですが、
イコール ではありません。
ソコを理解していないと、誤解してしまっていると
ゴルフはこんがらがっちゃうのです。」
Hさん「そこなんですね。」
店長「〇つかまる と つかまらない
〇フック(左回転) と フック(右回転)
〇左に出る球 と 右に出る球
〇低い球 と 高い球
それは絡み合っていますが、基本、独立した別の要素です。
ソコが理解できていないと 糸口が掴めません。」