Tさん「スイングを良くしたい と言う方は
多いと思うのですが、どういう風にしたら良いか
というのは分からないです。」
店長「多いですね。逆に、今現在の自分のゴルフスイングに
満足というか、自分のスイングは満点だ、と思っている人は
とても少ないと思います。」
Tさん「ですよね。どんな点に悩まれている方が多いですか。」
店長「順番は微妙ではありますが、やはり①位は距離、
②は体の痛み、➂はスコア、➃はスライス予防、
ってところ ではないでしょうか。」
Tさん「具体的にはどんなトコロ ですか❓」
店長「手打ち、ボディターンと言ったトコロに
意識が強いのかな と感じます。」
Tさん「手打ちって やはり ダメなんですか❓」
店長「率先的に 手打ちを習う はお薦めしませんが、
ダメ では無いと思います。
但し書き は付きますけれど…。」
Tさん「どんなトコロですか❓」
店長「有りがちなパターンですが、
手でボールをさばく となると
飛距離を優先させると 方向や曲がりが上手く行かず、
方向や曲がりを優先させると 距離が出ない、
ゴルフクラブの構造上、 フェースターンが強くなると
それは致し方の無いトコロだと思います。
それが問題だとは思いません。
むしろ 問題なのは 続に言う「手打ち」
フェースターンの打撃 は ラウンド中、
準備であるための、打撃の助走路、テークアウェイ、
トップの位置が浅くなり易く、それがミスや距離不足、
右向き不足が慢性化し易い部分 があります。
例外が無い とは言えないですけれど、
疲れてきたり、意識が他のことに行っていたりすると
大きな筋肉で動かす必要のある 脚やお尻 は動かし難くなります。
ゴルフで言えば、クラブを、ヘッドを動かして、
フェースがボールに当たりさえすれば
スイングとは言えなくとも ボールは打つコトが出来るので
クラブに近いトコロ、近いトコロ(人間の部位)で
動かしガチ になります。
テークアウェイを 手、手首、肘、腕 で動かす『割合』
が多くなるわけです。
ゴルフはスイングの品評会ではないので
スイングの形はどうでも良いと言えば どうでも良いですが、
真っ直ぐ、遠くへ、など いろいろなコトを両立して
ボールを打つには クラブを捻じらない方が良いので、
手で打つ にしても、フェースローテーションは入ってしまう
にしても クラブのターンを手でする割合は
出来るだけ抑えておく、少ない割合にしておく方が、
ラウンド途中で乱れたり、
加齢による不調や乱調、距離不足、が起こり難く
また 乱れたりした時の復元の可能にし易くなります。
例えば ですが、
クラブのターンを 全部からだで行う を 10
全部 手で行う を 0 と仮定します。
練習では10だったとしても
コースに行けば その割合は ⑧になり、
疲れてくると ⑦になる。
それが ゴルフスイング です。
プロでも 概ね そんなモノです。
深ければ 良い と言う訳では無いですが、
ですので 練習で 少しオーバーワークな 12
にしておけば コースでは 10 になりますし、
疲れや緊張による低下が入っても 9.8.
で済みますので いつも通りのタイミング、
いつも通りの作法、いつも通りのボールの位置やアドレス
で 対応が出来る …ようにするか、
練習で10 コースで⑧ 疲れると⑦
それを把握しておくか そのいずれか だと思います。」