Aさん「この距離感の練習は かなり役に立ちそうですね。」
店長「はい。そう思います。
練習場で グリーンに向かって続けるよりも
よりリアルで、より是非が分かり易いですから
飽きずに出来ますよね。」
Aさん「50ヤードのショットが 自分の感覚では
こんなに "打つ" とは思っていませんでした。」
店長「そうですね。自分の届く最大の距離が70ヤードだとすると
距離感として 50/70 と言う割合ではありません。
スピード換算(㎳)で 25/27 だったりする訳です。
あと…ですね。
アプローチにおいては 時に、
意図的に スピンでは無く、打ち出しでボールを上げるような
抜ける球を打つコトもあります。
覚える必要はない……かも知れませんが、
それは往々にして、キャストして
緩い入射で、大きなロフトで打つコトを指します。
弾道の頂点を 自分に近づける方法です。
あごが高く、近いバンカーなど が
そうかも知れません。
もしかすると、かなりの人が
『バンカーショット』は全般的に
こう打つのだ‼ と思っているかも 知れませんが。。。」
Aさん「思っています。
ボールの手前から ダフリ気味に…って感じです。」
店長「そう言う場面もある でしょうが、
基本、バンカーであっても それは特殊なケースで
やってみると わかりますが、
距離 としては より強い振り、速いスピードが必要になりますので
距離感が難しくなります。
通常、アプローチを含め
ショット全般は トップで出来た 腕とクラブの形
それを解かず、固定したような形のまま
カラダの向き「だけで打つような」、そんな感じですが、
解いてしまう打ち方だと
ボールの打ち出しが高くなり、スピンは減ります。
弾道の頂点が自分に近づきますので 飛ぶ距離は落ちます。
アプローチであれば 目の前の高さは出ますが、
スピンは入り難いので 足が出る ようなショットです。
それを そのままドライバーですると
ボールの高さは出ますが、早い段階で失速するような…。
ヘッドスピードの低い方がそれをすると
ボールの高さも出ず、キャリーボールも出ません。。。
左グリップや左サイドを止めて
シャフトをしなり戻すような、
静止点を作って その反動のようなインパクトを作ると
もしかしたら 少しスピードは上がるかも知れません。
が、それは打ち出しやスピンに化けてしまい易く
距離にはなり難いのです。
ショット全般の飛距離不足の方、
アプローチでは無く ショットの距離不足に悩んでいる方、
は そう言う打ち方をしている可能性がある、と思います。
アプローチはかがんでいるコト、
練習が正に練習というような退屈さがあるコト、
なのは 確かですが、ドライバーの練習よりも
疲労度が低いと思います。
ドライバーで 練習すると
ナニカ課題を持っていても 結局、強く振るコト
になりがちで 疲労度も高い。
ですので ドライバーの飛距離不足改善にも
良い練習になると思います。」