質問「最近、距離が落ちてきてぇ…。」
店長「夏バテってのもあるんじゃないです❓」
質問「まぁ、それも無きにしもあらず…だけど。」
店長「ちょっと打ってみましょう。
なるほど。なるほど。
確かにね、ボールをどう捉えるか、
ボールをちゃんとつかまえるか、
って 大事は大事ですけれど…。」
質問「けれど…❓」
店長「なぁ~んだ って思われるでしょうけれど
やっぱり 飛ばすには ヘッドスピードが必要 です。」
質問「ヘッドスピードをあげろ…ってコト❓」
店長「字面で言えば そうなりますけれど
ヘッドスピードの出し方 間違えてる気がします。
今更…ですけれど、言葉で言えば ヘッドスピード って
クラブの先端、ヘッドの移動する速度 なんですけれど
でも それって 先端部を速く振る、速く移動させる、
ッテコトじゃないです。 意味不明…かも、ですが。
ヘッドスピードを上げる ッテコトは
先っちょを速く振るコト ではなくて、
速く周るコト✊
右打ちの人であれば
トップの位置から 左を向く速度✊
出来るだけ短い時間で 左を向ききるコト✊ です。
確かに 車で言えば
やれ ギア比とか、ボディの軽量化とか、空力とか、
決まっちゃってる エネルギーを最大限、速度に変換する、
ロスを無くす 等 は大切ではありますけれど、
やはり 副次的な要素が強いです。
基本は 最大出力を上げる、排気量を増やす、
気筒数を増やす、そして 回転数を上げる だと思います。
特に私たちの年齢で言うと
速く左を向く、向きを変える速度を上げておく、
直ぐに左を向く習慣を付けておかない と
インパクトでスイング動作が終わってしまう
『ぶっつけ打ち』が目の前に迫っています。
ボールをつかまえる、上手にとらえるは大切ですけど
そればかり考えて、最大出力である 自分の回転を抑えてばかりいると
どんどん 回転する速度が上げられなくなります。
ヘッドスピードは その回転速度の産物 で
なんと言ったら良いのでしょうか、
グリップ速度とか、回転速度だと 単位が小さくて
差も出にくいですし、あまりに地味になっちゃうので
一番数字の大きくなる 外周部のヘッドスピードを
採用しているに過ぎません。
おそらく 一番 計測し易いでしょうしね。
でも 元になるのは 自分の回転速度、
左を向く、左を向ききる速度、時間です。
よくある話しなんですが、
①じゃあ 思いっきり 速く、早く左を向く
②上手く当たらない、スライスする
➂上手く当てようとする
④回転速度が落ちる なんですよね。
フェースが開いてる とか、
アウトサイドインだ とか、
先端をどう動かすか に意識が行くと
かならず 回転するという行為そのものが鈍ります。
手打ちになるのも その一例の可能性も高いです。
からだが左を向いたら
本当は もう 当たっちゃってる んですね。
にもかかわらず まだ ボールを打ってない
そりゃ カラダの仕事終わっちゃってますから
別の動作で打たなきゃ 前に進めませんから 致し方無く…。
からだが開いてる、腰が開いている なんてのは
それで打ってないから そう言われる訳で
それを 開かないようにしよう は対処方法が間違ってます。
からだが開くことが打つコト なんです。」