店長「ゴルフクラブって その見た目から
長い棒なので その長い棒を振り回したくなる、
ついで ヘッドスピードってのも段々、気になって来ます。
ゴルフクラブの長さって言うのは
確かに ヘッドスピードを生み出す
長くなれば その数値・速度数値も高くなるのですが
クラブの長さは
ロフトの一部と言えば良いのか
そのロフトを活かす機能の一部でもあります。
クラブを速く振りたい
その気持ちは痛いほど分かるのですが、
クラブを丸く振ってしまうと
ロフトの効果が無くなるというか
薄くなるというか、
番手や機種によって ロフトが異なる、その意味が
活かされなくなってしまいます。
クラブセットの中で
長いドライバーから短いウエッジまでありますが
真ん中辺りのクラブはまだ良いのですが
長いモノはその振り方が スライスの要因になりますし、
ボールの浮力不足にもなり得ます。
短いモノは ヘッドをボールの真下に入れる必要があるので
遅い速度で振るのが難しくなりますし、
必要なスピンが得られなくなるので
距離の打ち分け、距離感が身に付き難くなります。
長きに渡って 苦しむ原因、
場合によっては 終生苦しむ原因になる。
その大元になるのが ロフトの使い方・活かし方の
勘違いだったり、します。
ゴルフで言うトコロの
上から打つ とは
高い低いの 高いトコロから打ってくる
インパクトに向けての『下へ 下へ』
という意味合いでは無く
そのクラブの長さなりの入射
その入射に対する ロフト角度 を作るコトです。
数値で言うと
例えば 30度ロフトのクラブ
可能性としては フェアウェイウッドの場合もありますし
ユーティリティ、アイアン 3種類があると思います。
フェアウェイウッドは一番緩い角度で
入射して来ます。番手で言うと9番ウッドとか11番ですので
入射角度は 1度とか、2度です。
長さ順に ユーティリティでは 3.4°
アイアンもほぼ同じですが、若干多めで 仮に5°とします。
地面基準にインパクト状態を見ると
フェアウェイウッドは 28° 30(ロフト角度)-2(入射角度)
ユーティリティでは 26° 30-4
アイアンでは 25° 30-5 という具合です。
ドライバーはクラブ長が長いですから
入射角度は 0°であったり、
ティーアップしていますから
アッパー 2°であったり 3°であったりしますが、
(意図的にする必要はありません)
それも 上から打つの延長線上 です。」