店長「ボールに向けて、ヘッドを入れて来る
入射角度の基本、基準は
クラブを持った打ち手が
それを 固定/半固定したまま
からだの向きを変えることです。
『上から打つ』の思い込みで
手回り、腕周りで ヘッドを、クラブを、
下に振ってしまうと
それぞれのクラブの 長さによる違いが出難く、
正しく クラブを動かしてくる に比べると
必要以上に
〇打ち出し角度が高くなり
〇ロフトなりの回転(スピン)よりも少なくなります。
やり過ぎは勿論ダメなので、
意図的にアッパーに打つのはお薦め出来ませんが
そういうクラブ扱いの人が
宙に浮いているボールを打つ
ドライバーが得意だったり、します。
しかし、この入れ方には
かなり致命的な欠陥があります。
アプローチショットもそうですが、
ドライバーに至るまで
スピンはある程度の数値、数が無いと
安定配給し難くなります。
ドライバーの飛び という点ではマイナスですが
3500回転であれば 繰り返すのは簡単ですが
1800回転という 0に近い方の数値は
ものすごく微妙な差によって 大きく変わるので
ある程度の訓練が必要です。
弾道の 機械計測をたくさんすると
距離と回転の関係が かなり比例関係にあることに
気付くと思うのですが、
これは アプローチショットにも当てはまります。
ヘッドを振ってしまうと スピンが少なくなるので
距離コントロールが難しくなります。
また これは致命的 なのですが、
ヘッドを丸く振ってしまうと
ボールの下にヘッドを入れねばならず
それは 食器の乗ったテーブルクロスを
食器を倒さず 引き抜く に似ていて
インパクト付近の速い速度が必要になり
距離コントロールをしたいけれど
遅く振るコトが出来ない
という永遠の矛盾が付いて回ります。
緩めにショットなのに
インパクトはガツンと…
急加速が必要になるのですから 怖いです。」