JDさん「こんにちは。」
店長「こんにちは~。」
JDさん「ウエッジのシャフトを取り換えて貰おうか、と
思いまして…。」
店長「あぁ はい。」
JDさん「今は Ⓐのシャフトが入っていまして
それを Ⓑのシャフトに変えて欲しいのですが…。」
店長「打ったコトあるんですか❓」
JDさん「あ、はい ウエッジより上のアイアンに
使っています。 ・・・それも持って来ますね。」
店長「ちょっと 計測してみましょう。
えっと 今のⒶのシャフトの入った状態でのウエッジは
振動数 335cpm です。
取り換えるウエッジ ソノモノでは無いですけど
使っている Ⓑのシャフトの入ったPW は 357cpm
かなり 差がありますね。」
…どっちも硬過ぎ じゃない?…と思いつつ
JDさん「同じ Sフレックス、同じ表記なのに
そんなに違うんですか❓」
店長「シャフトの硬さに 統一規格、工業規格 はありません。
Ⓐシャフト の S は Ⓐシャフトの S
Ⓑシャフト の S は Ⓑシャフトの S です。
洋服でも ブランドやメーカー、
その服のコンセプトによって SML のサイズ
結構、違うじゃないですか❓」
JDさん「そうですねー。」
店長「打った感じはどうでした❓」
JDさん「Ⓐのシャフトの入った状態でも 悪くはないかな…と。」
店長「変えたい と思う理由をお伺いしても❓」
JDさん「深い理由はなくて… 同じモノがいいかな⁈ と。」
店長「Ⓐのシャフトから Ⓑのシャフトに変えると
シャフトの硬さが ワンフレックスからツーフレックス
硬くなります。
それに加え Ⓑのシャフトの重量の方が 20g軽くなります。
フルショットで使うコトの少ない ウエッジ を
ツーフレックス シャフトを硬くして
さらに 重量も軽くして… 良いコト少ない❓んじゃないです。」
JDさん「そう言われると…そうですねぇ…。」
店長「ウエッジショット、アプローチをするのに
Ⓑのシャフトが 長年使い慣れている とか、
フィーリングが良いとか、凄く強い気持ち
でないなら お金を使ってまで 買える理由
ないような気がするんですけど…。
打ってみて 悪くなかったんですよね❓ Ⓐのシャフト。」
JDさん「はい、特には。」
店長「ウエッジショットは アイアンの流れよりも
若干、柔らかい方が使い易い ですし、
ミスへの耐性も強くなります。
硬い・軽い は ヘッドが感じにくいので
手で動かし易くなりますから ウエッジ向け とは
言い難いですよ。」