店長「今日は グリップ・・・ 握りの方じゃなくて
用品のグリップについて、です。」
受講生「はい。」
店長「グリップを選ぶ際、って
どんなことを基準にされていますか❓」
受講生「やっぱり 握った時の質感…でしょうか…。」
店長「それも大事な要素、だと思います。
現在のグリップ って
グリップエンド、バット って言いますけど
そこから ヘッドの方、グリップのクチ に掛けて
テーパーが付いている じゃないですか❓」
受講生「そうですねー。」
店長「テーパー具合 って
モデルモデルによって 結構、違うんですよ。
最近は やや寸胴気味、
左グリップ(右打ち)に対して、
太い右グリップのモノが 流行っている と言えば良いのか
多くなってきています。
グリップの形状の機能 と言う意味では
エンド部分の テーパー度合い、
エンド、終わりの部分の
広がり方に違いがありますね。
好みも… 慣れもありますけれど…
左手(左打ちであれば右手)の握力に自信の無い方は
テーパー度合いのキツイモノ の方が良いと思います。」
受講生「あああ なるほどー。」
店長「好みや握り方 にもよりますが、
太さと握力の関係ですけれど、
ふと過ぎない範囲で 太めの方が
接触面積を稼ぎますので 少ない力で握れます。
細いグリップは 接触面積が少なく、
抜けそうになり易いので 意外に握力が必要です。
…握り方にもよるんですが、
グリップした際、指先、中指~薬指が手の平に触れてしまう
のは 細すぎると思います。」
店長「あと ですね✋✋✋✋✋
最近は ウッド系、特にドライバーの調整機能、
カチャカチャが付いているモノが殆どなので
どう調整しても 大丈夫な ように
バックラインの無い グリップが主流になってるんですが、
調整がし難くなってしまうから 仕方ない部分は
あるんですが、・・・勿体ないです。」
受講生「どうして…ですか❓」
店長「バックライン は 和製英語でして、
外国でそう言っても 通じないですね。
正式?には リマインダー と呼びまして
メーカーも バックラインの入ったモノの品番号にR
REMINDER の R が入っていたりします。
この リマインダー、バックライン ですね、
👉リマインダーって言うのは 注意喚起 を意味します。
✅ゴルファーのミスショット の多くは
スイングの動作に入る前 が起因しています。
グリップのズレ、
それから生じるアドレスのズレ、
それから生じるボールの位置のズレや向きのズレ、
いつもと違う、
まあ だいたいが疲労による握力の低下
が始まりなんですけれど、
グリップが緩んでいる、ズレている のが始まりです。
現場で、
アドレスして、打とうと思うんだけど
なんだか しっくり来ない って
体験を誰しもがしていると思うんですが、
それも だいたい グリップのズレ、
アドレスのズレ、向きやボールの位置が
普段のモノとは異なっている 違和感です。
グリップのバックライン、リマインダーは
その始まりに当たる グリップのズレ を
出来るだけ発生させない、
ズレてしまった時、それを リマインドさせる、
ゴルフ本来のルールであれば ルール違反 の機能です。」
受講生「あああ そうなんですね。」
店長「はい。グリップは本来丸く、
ラウンドでなければいけないんですけど…
この位なら… まあ 目をつぶろう が
このリマインダーの始まりですので
活用した方が良いと思います。
ラウンド中、握力が低下して来ますので
だいたいの場合 グリップが緩んでくる…
それは 特に 左グリップに顕著に出ます。
左手の握力が低下してくると
左手の握りが深くなる、
…だいたいの場合 フックグリップが強くなります。
手首が甲側に折れるような…そんな感じです。
そうなると 右グリップの入る、差し込むところがなくなり
右グリップが 横から、下から入る形になります。
左右のグリップが離れていく訳ですね。
右手が 普段よりも 遠いところを握ることになりますから
それは 当然、アドレスにも影響しますし、
目線や視線、ボールの位置にも影響を及ぼします。
リマインダー があれば そのズレを感知出来ますし、
それによって 自分の疲労度合いも認知できますから
無自覚にミスを発生させるのを 未然に防ぐ。。。
と言う意味で バックライン、リマインダー付きのグリップ
の方を 強くお勧めします。」