- (長崎通信)
- 支部員のクラブに対する悩みは、皆無です。
従って、基本 初期投資のみ。
周囲は 悩んでおられる 。 - 14本のクラブの統一感に対する疑念と、
- 自分に合っているのかに 悩んでおられ、
- 新製品や中古品の 衝動買いにも似た様な行動に
- 時間とお金を使っておられます。
- 楽しんでおられるなら よか と思っておりますが、
- そうは見えない方が多いです。
-
(店主)
本当にそうですね。
現状のゴルフクラブの 変化/進化は歪な方向に進んでいます。
この部分が 現在のゴルフクラブの最大の問題点 です。
👉ドライバーは飛ばない と売れませんので
シャフトがどんどん柔らかくなっています。
2021年現在の 一般的なSRシャフト は
20年前の レディース相当 です。
👉一方、アイアンは一本売りが基本ではないので
セットを #6~PW 5本にしたり、と
『低予算でないと』売れません…。
基本、硬いシャフトではほぼ商品の違いによる性能差
は出ないので ブランドと価格のみが『セールスポイント状態』
"その結果のスチールシャフト装着" であって
スチールシャフトが良いから、ではない
安かれ、悪かれの売り手都合が続いています。
本来、コース、現場では
一球交互交互に打つ ドライバーとアイアン が
振動数230cpm-ドライバー と 320cpm-アイアン の差…。
必ず ミスが出る、
ミスが出るように誘発されるスペックの差 です。
そのミスが出ないようにするため 練習の数、頻度を増やすと
『当然』ボールの置き位置(右打ち)が
ドライバーは㊧ 👉左かかと前位
アイアンはは㊥ 👉人によっては真ん中よりも右
へ行き着くことになり、そのボールの場所の違い から
結局、同じスイング、同じタイミングでは当たらない、
コースの傾斜や景色で ボールの位置のズレのよるミス…
それもまた 当然の帰結 です。
230cpm-ドライバー 320cpm-アイアン
市販のごく一般的な組み合わせ だと
パワーのある人はドライバーに悩み
パワーの無い人はアイアンに悩みます
スイングの問題があっても、無くても、
空中にあるボールを打つドライバーは
250cpm を 220cpm に変更しても、その逆の
220cpm を 250cpm に変更しても、
ある程度 慣れてしまえば なんとかなりますが、
地面にあるボールを打つ アイアンは そうは行きません。
320cpmを 300cpm にしても
まだまだ はるかに硬く、代り映えがしません。
280cpm でも まだまだまだ 硬く
それ以下に 落とすには スチールでは難しい…。
それを『クラブで解決』しようとすると
いきなり 倍、倍以上 単価が上がる
おそらく ゴルフクラブの最大の問題はココ なのでしょう。
カーボンシャフト(グラファイトシャフト) は
スチールシャフト とは 発想が全く別です。
シャフトを歪ませない、変形させないコトが
基本思想なスチールシャフト
シャフトを歪ませる、変形させるコトが前提で
その復元や力の逃がしを考えているカーボン
前者が強度発想 で 後者は剛性発想 です。
まあ 言ってしまえば 前者は旧世代の産物…。
ですので 300cpmのスチールシャフトの相当するのは
250cpm それ以下のカーボンシャフト装着品、
220cpmの硬さのドライバーに適したアイアンの硬さは
230~235cpm-5番アイアン相当 です。
そんなモノは 市販のクラブには存在しません。在ったとしても 超高額か、超軽量ヘッドの付いた 後期高齢者仕様、一般的な アイアン購入者の頭の外の商品です。
アイアンに硬さにドライバーを合わせると
体を傷めることになり、
ドライバーの硬さにアイアンを合わせようとしても
市販にはそういう系列のアイアンは存在していない。
使う予算を抑えるため
中古市場で売ったり、買ったり しても
名称と色柄が変わる、毛色が変わるだけで
その構図の中から抜け出せないのですから
本来、クラブの買い替え、それに伴う迷い
も ゴルフの楽しみ だった筈なんですが…。